アオサナエ以外は黄色地に黒い班があるのがほとんど。よく似た種が多く、見分けるのに苦労する種が結構いる。春早くに出現する種が多い科でもある。早苗(サナエ)は、6月の季語で苗代を田に植え替えるころを意味する。その頃には、ほとんどのサナエが全盛期を迎えている。中型から大型の種が多いのも特徴。コオニヤンマはオニヤンマにつぐ2番目に大きなトンボ。この科のトンボのほとんどが、あまり飛翔はせずとまっていることが多い。
観 察 種
未 観 察 種
- フタスジサナエ:静岡県より西日本(九州・四国まで)に生息
- タベサナエ:静岡県より西日本(九州・四国まで)に生息
- オグマサナエ:西日本(九州・四国まで)に生息
- ヒラサナエ:石川県・滋賀県・京都府・兵庫県・岡山県に生息
- オオサカサナエ:滋賀県・京都府・大阪府・三重県に生息
- ヒロシマサナエ:広島県・岡山県・鳥取県に生息
- アマミサナエ:奄美大島に生息
- チビサナエ:九州(宮崎県・鹿児島県)以南、徳之島まで生息
- ワタナベオジロサナエ:西表島に生息