- 【科】サナエトンボ科
- 【属】ホンサナエ属
- 【和名】ホンサナエ
- 【学名】Gomphus postocularis
ずんぐりした体型のサナエトンボ。日本特産種で北海道・本州・四国・九州に分布しているが、生息環境は普遍的、むしろ狭まっている。平地や丘陵地や低山地の流れに生息している。羽化後は、川から離れた山間の開けた森林で群れているのを見たことがある。4月初旬から6月末ころまで見られる。
オス ♂
2022/5/10 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F6.3 ISO 100 LrC
2022/5/10 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F5.6 ISO 100 LrC
2022/5/10 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F5.6 ISO 100 LrC
観 察 記
2016年6月17日 老熟個体
ホンサナエの撮影は11年前。まだハンディカムの時代だった。そして河原でキイロヤマトンボを探していると、縄張りをはっているオスがいた。この時期、もう会えないと思っていたので、ちょいと嬉しかった。数枚撮影して、マクロに変えようとしたら逃げられてしまった、そして2度と現れることはなかった。たまたま出会えた老熟個体だった。
2005年5月21日 未成熟個体の集団
2度目の出会いは、河原から遠く離れた雑木林で群れているところだった。こんな所にホンサナエがいるなんて頭になかったので驚きだった。オス・メス多数のホンサナエが木々の葉にとまって、縄張り争いをしている、その数には驚いた。河原ではそれほどの個体数は見ないのだが、雑木林に移動してきている個体の数はすごい、晩秋のアキアカネと同じようだ。