アオサナエ

  • 【科】サナエトンボ科
  • 【属】アオサナエ属
  • 【和名】アオサナエ
  • 【学名】Nihonogomphus viridis

オスは全体的に緑色をした珍しいトンボ。日本特産種で本州および四国・九州に分布、本州では一部の県では確認がされていない。おもに平地や丘陵地や低山地の清流に生息、4月下旬から出現し7月ころまで見られる。

オス ♂

アオサナエ

2022/5/10 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F6.3 ISO 100 LrC

アオサナエ

2022/5/10 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 250mm 1/250 F8.0 ISO 100 LrC

アオサナエ

2016/6/1 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/1000 F3.2 ISO 200 LrC

メス ♀

アオサナエ

2016/6/1 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/250 F4.0 ISO 200 LrC

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観 察 記

2016年6月1日 午前中は近づけない

実に9年ぶりの再会となった。天気もよく、初夏の香りが気持ちいい。午前9時ころ河原へお邪魔しにはいると、石の上で縄張りをはっているオスがいた。午前中は動きが機敏で、近づくとすぐに逃げられてしまう。追っても追っても逃げられるので根負けしてしまう。そこでしばらくアオサナエの撮影をあきらめ、アオハダの撮影に切り替える。そして、12時ころ川へ戻ると、メスがホバリングしながら産卵をしている。ホバリングとはいえ、ちょこまか移動するのでなかなかピントを合わせるのが難かしかった。そして15時ころオスの撮影に再挑戦。すると、近づいてもじっとしている。飛ばれても、同じ場所に戻ってきてくれるので午前中より撮影がしやすかった。

観察記

2006年6月24日 フル望遠

サナエトンボは黄色地がベースに黒い条があるのがほとんどだが、全身緑色のサナエはアオサナエだけである。しかも尾部付属器は黄色で鋭い形をしてり、これまた独特である。このトンボは非常に警戒心が強く撮影はむずかしい。5mくらいまで寄ると、すぐに対岸のほうへ逃げてしまう。追っかけても追っかけても逃げてしまう。時々休憩していると近くの石に止まったりして、チャンスだと思ってカメラを向けるといなくなっていることが多い。結局フル望遠で撮るしか手立てがなかった。

観察記