- 【科】サナエトンボ科
- 【属】オジロサナエ属
- 【原名亜種】チビサナエ
- 【和名】オキナワオジロサナエ
- 【学名】Stylogomphus ryukyuanus asatoi
九州南部から奄美大島に生息するチビサナエの亜種、沖縄県北部の山地と慶良間諸島の阿嘉島にしか生息しない特産亜種。主に山間の渓流域に生息。成虫は5月下旬から8月中旬頃まで見らる。大きさは、サナエトンボの中では最小の部類に入る。
オス ♂
2007/7/16 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/250 F2.8 LrC
観 察 記
2007年7月16日 予期せぬ小さな個体
山原(やんばる)にカラスヤンマの撮影に出かけた。林道を走るとカラスヤンマの飛翔体を目にするがコンデジではとても撮影ができない。カラスヤンマをあきらめ林道の小さな沢を覗くと、ハエかアブみたいな物体がせわしなく飛んでいる。なんだろうと目を凝らして見ていると、その物体はいきなり朽ち木にとまった。小さなサナエトンボだ。ひょっとしてオキナワオジロサナエ?予期せぬ種に出会えたときはかなり嬉しい。カラスヤンマの撮影がダメだったので余計に嬉しさが増す。おとなしくとまっている今がチャンス。そして何枚か撮影し、出来栄えを確認しているとすでにいなくなっていた。探しても探してもその姿を発見することはできなかった。