奄美大島遠征記

2024年7月5-8日

中部・南部エリア

抜けるような青空

昨日は長い一日だった。したがって今日は少しゆっくりで遅めの出発。朝から抜けるような青空。コンビニで朝食と水分を買い込み、移動しながら車の中でいただく。昨日見ることができなかったハネナガチョウトンボを確認するため、今日の予定を少し変更した。

観察記

ハネナガチョウトンボ

日本のトンボの中で、絶滅の可能性が一番高いハネナガチョウトンボ。昨年のトンボ学会でも指摘され、今回の奄美遠征で最重要種として確認したかった。5日の初日は、確認できずかなり焦った。時期が早いのか、でもオキナワチョウトンボは数頭飛んでいる。結局、昨日はその姿を見ることができなかった。そして本日、現地に8時に到着し池を覗くと1匹とまっているのを見つけた。まずいてくれてホッとした。とりあえず証拠写真を撮ると、どこかへ飛んでいってしまった。別の場所でトンボ撮影している息子を無線で呼び、生息確認できたことを伝える。すると、少し離れた場所で先ほどのオスが飛んでいた。しばし、このハネナガを撮影していると環境省の職員がやってきた。ハネナガチョウの個体数調査をしているとのこと。今年は例年より少ないらしい。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 140mm 1/2000 F5.6 ISO 100

すばらしい景色

海岸線を走るとすばらしい景色が現れる。そのたびに車を止めて撮影。空も海も青く透明感がすごい。

観察記

がじまる茶屋

現場を出てから1時間ほど走り、宇検村にはいる。ちょうどお昼になり、腹ごしらえをすることにした。古民家「がじまる」。チキンカレーが美味しそうだったので注文をする、ちょうどカレーが食べたかった。エアコンの効きが悪く暑いがそこは想定内。町は静かで癒される。息子と今日の行動の流れを確認しながらのんびりと待つとやってきた。結構スパイシーで額に汗をかきながら美味しくいただいた。時間があればコーヒーをゆっくり飲みたかったが、そこは我慢し次の目的地へ向かった。

観察記

アンガチの滝

目的地へ行く途中、滝があったので寄ってみたが、トンボの姿はほとんどなく、アマミルリモントンボとリュウキュウハグロが1匹ずついた程度でかなり寂しかった。

観察記

アマミルリモントンボ

午前中来る予定の場所だったが、ハネナガチョウの生息確認で急遽予定変更したのでこの時間になってしまった。林道脇には細い流れがあり、河川まで伸びていた。早速その流れを確認するとアマミルリモントンボが産卵をしていた。うす暗い環境ではアマミルリモンだけで、アマミトゲオトンボの姿はなかった。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/60 F5.6 ISO 100

ガラスヒバ

林道を少しあるくと、沢が出てきた。トゲオトンボの残党探しでジャングルの中の沢へ入った。時期が過ぎているので厳しいのはわかっていた。アマミルリモンが全盛期なのでやっぱ終息したかなと思った矢先に、いきなり大きな蛇に威嚇された。うおっ、ハブだ。これはやばい、今まで蛇は近づくと逃げていくのだが、ハブは威嚇してくる。ハブは1mくらいは軽く飛びかかってくるとのことで、恐る恐る後退し道路まで戻った。口を開けて威嚇されたのは人生初。何度も沖縄のやんばるや石垣島、西表島と訪問しているが、出会ったことがなかったので、うかつだった。流石ハブの生息数一位の島だ。そして道路脇から証拠写真を撮影。それにしてもハブとはちょっと違う感じ。ネットで調べたらガラスヒバらしい。この蛇も毒を持っているとのことで恐ろしい。林道脇の沢は要注意だ。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/6 F5.6 ISO 100

リュウキュウアオヘビ

ガラスヒバの撮影を終えると、足元の道路脇の側溝に蛇がいると、息子が教えてくれた。さっきの毒蛇とは違う感じだ。ネットで調べたらリュウキュウアオヘビとわかった。この蛇は毒がないとのことでホッとした。ここはジャングルの島だということを改めて再認識させられた。

観察記

SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/60 F2.8 ISO 200

リュウキュウハグロトンボ

あちこちで見かけるのだが、やはり翅を開いたところの写真を撮りたいと強く思い、シダの葉にとまる個体でチャレンジする。顔面にピントを合わせじっと待つが、一向に開かない。ずっとこの状況が続く。こちらがしびれを切らして手であおって飛ばして戻ってくるのを待つが、違う葉の上にとまり翅を広げる。カメラを移動しピントを合わせるのに時間がかかり、間に合わず玉砕。結局にらめっこしているところの写真しか撮れなかった。

観察記

SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/800 F2.8 ISO 100

オキナワオオシオカラトンボ

林道脇の水の滴るところには、オキナワオオシオカラトンボがいる。オオシオカラに混じってタイワンシオカラがいないか、流れが出てくるたんびに確認するが、タイワンシオカラに巡り合うことはなかった。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/60 F5.6 ISO 200

リュウキュウギンヤンマ

林道のトンボ観察は、成果なく蛇に襲われそうになったので終了。奄美は島が大きいので移動に時間がかかる。そして戻ってきたのは夕方5時過ぎだった。それでも南国は陽が落ちるのが遅く、まだ昼間のような明るさだ。飛び回っているリュウキュウギンヤンマの飛翔撮影に力を入れる。ゆっくり飛んでいて楽勝と思いきや、カメラを向けると避けられるのでなかなか難しかった。

観察記

SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/800 F2.8 ISO 100

アオビタイトンボ

リュウギン撮影後は、池の植物にとまっているアオビタイトンボの撮影をした。昨日はたくさんいたが、今日は少なく感じた。時間が遅いせいもあるかもしれない。

観察記

SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/800 F2.8 ISO 100

アマミノシロウサギ?

昨日と違い、今日は湿度が低く感じ、気温も昨日よりは暑く感じなかったせいか大型のトンボの活性が悪かった。ミナミヤンマのメスが林道の上空を飛んでいたが、カメラを向けるといなくなっている。白い雲がなんとなくアマミノクロウサギっぽいので撮影。アマミノシロウサギとついオヤジギャグで自滅。帰りにヒメミルンがいたところで少し様子を見るが、昨日とはうってかわって静かだ。ヤンマの飛翔も気温や湿度が関係しているのかもしれない。今日は早く切り上げ、街でご飯を食べようとお店を探すが、土曜日の夜とあって人出がすごく、どこのお店も満席。さすがに2日続けてファミレスもなんだかなと気合で探すが見つからず。気力もなくなりホットモットの弁当にしようとお店にはいると30分待ち、結局待つ時間がおしいのでファミマで晩御飯を買い、ホテルでの寂しい夕食となった。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 70mm 1/4000 F4.5 ISO 200

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