石垣島・与那国島遠征記

2023年5月26-28日

与那国島

出発までの時間

起きたとき、天気がどうなっているか、すぐにカーテンを明けて空を確認した。ところどころ雲はあるが快晴だ。港のコンテナが朝陽に照らされていい感じだ。6時30分にホテルの朝食会場に行くと、すでに行列ができていた。東横インも昔と比べて朝食のバリエーションが増えて驚きだ。沖縄とあってジューシーもある。与那国島行きのフライトは10時なので、それまで林道のトンボを観察することにした。昨日登った於茂登岳入り口付近のトンボ観察をする。歩いているとシダの葉が初々しいので思わず撮影。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 70mm 1/800 F5.6 ISO 200

コナカハグロトンボ

川で昨日撮影しなかったコナカハグロトンボを撮影。まだ早朝とあって比較的おとなしい。林道ではベニトンボがちらほら、上空をミナミトンボのような個体が飛んでいたが確認できず。フライトまでの時間がせまってきたので空港へ向かう。

観察記

南ぬ島 石垣空港

搭乗まで時間があるので、売店でブルーシールソフトを注文。沖縄に来たら必ず食べないと気が済まないのである。与那国島へ向かう飛行機は小型でボーディングブリッジを接続することができない。したがって飛行機まで徒歩で行く。これがまた離島へ行く醍醐味だ。

観察記

デハビランド DHC-8-400

座席数50名の、双発ターボプロップ旅客機である。離陸すると、すぐに西表島の上空にさしかかる。今回の遠征は、台風接近の為、日程を短縮したので西表島のトンボ観察は見送ったが、来年はぜひとも上陸したい。さて、30分もしないうちに与那国島が見えてきた。

観察記

与那国空港

与那国島へは低い高度を飛ぶ。揺れもなく与那国島付近まであっという間にやってきた。しかし、着陸時は小型機なので結構揺れた。久しぶりに手に汗をにぎってしまった。130回以上も飛行機に乗っているのに、こればかりは慣れないものだ。さて、記念に飛行機の写真を撮りたいので、皆が降りるのを待って最後に出る。振り返って撮影。17年前に初めて来たとき曇天だったが、今回、台風が近づいているとは思えないほどドピーカンだ。荷物はバックパックしかないので、さっさと空港を出て、空港そばのレンタカー屋へ徒歩で向かう。車を借り、早速アオナガイトトンボの生息地へ向かった。なんと、飛行機を降りてから、最初のアカスジベッコウの撮影まで20分しかかかっていない。なんという早業。

観察記

アカスジベッコウトンボ

与那国島に来た目的は、この島にしか生息していない、アオナガイトトンボの撮影である。生息場所に到着すると、アカスジベッコウトンボが元気に飛び回る中、その姿はなかった。行けば必ず見れると思ったので焦る。10時過ぎなのでいてもおかしくない時間だが、いないのである。仕方なくアカスジベッコウを撮影しながらアオナガを探索することにした。それにしてもここはアカスジベッコウだらけだ。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 230mm 1/640 F5.6 ISO 200

アオナガイトトンボ

少し暗がりの場所を探索すると、オスが1匹葉先にとまっていた。正直ほっとした。しかし、かなりうす暗い場所なので三脚がないと厳しいが、手持ちでがんばって撮影する。でかい三脚を持って行くのが面倒でホテルに置いてきたのである。この1匹撮影していると、別の個体が現れた。アオナガは案外のんびりしているのかもしれない。念願のアオナガイトトンボとのご対面だが、あまりにもムスジイトトンボに酷似していて驚いた。最初はムスジではなかろうかと思い、撮影し頭部から確認していくと、眼後紋が大きく、腹部も長いのでアオナガと確信した。

観察記

SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/500 F3.5 ISO 100

宇良部岳

今回の与那国島訪問で、2020年に発見されたサイジョウチョウトンボがいるのか、確認したくて宇良部岳へ寄った。ただ、情報がほとんどないのでこの時期にいるのかどうかわからないが、せっかく来たので発見場所へ向かった。チョウトンボは湿地や池にいるイメージがあるが、周辺に水辺が全くない林道にいるのだろうかと疑念を抱く。車一台しか通れない林道をひたすら頂上へ向かって走る。頂上に着いたが道中、それらしきトンボを見つけることができなかった。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 70mm 1/1000 F4.5 ISO 100

Dr.コトー診療所

久部良漁港へ向かう途中、行きたかったDr.コトー診療所へ向かった。到着するとドラマと同じで、なんだか嬉しくなった。入館料を払うが無人のため、お金を入れるボックスに300円を入れ、診療所内を見てまわる。ロケで使った自転車やヤシガニのカップラーメンもあり、ドラマの場面が回想される。土曜日だが観光客は少なく、ゆっくりと堪能することができた。

観察記

SONY α99M2 Distagon T* 24mm F2 ZA SSM 1/160 F10 ISO 100

比川浜

診療所内を徘徊しドラマのシーンを回想しながらゆっくりと堪能。そしてこの青空と青い海、思わず浜へ降りずにはいられなかった。しかも誰もいない貸し切り状態だ。シュノーケルセットがあれば速攻ドボンしたのだが、今回の遠征は台風が近づいていることもあり、シュノーケルセットは持ってこなかった。さて、お腹がすいたので漁港へ向かう。

観察記

SONY α99M2 Distagon T* 24mm F2 ZA SSM 1/250 F10 ISO 100

南牧場

久部良漁港へ向かっていると、道路に馬糞が目に付くようになる。もしかして、これはやばい予感。ここは南牧場、予感的中、馬が道路をふさいでいる。テキサスゲートのせいで馬がここで立往生しているのだ。車が近づいても馬は除けてくれないので仕方なくUターンをし、できたばかりの駐屯地の横を通り、久部良港へ向かった。

観察記

SONY α99M2 Distagon T* 24mm F2 ZA SSM 1/200 F10 ISO 100

久部良港

訪問前にDr.コトー診療所のドラマの再放送を見ていたので、ロケ地の漁港食堂でお昼を食べるのを楽しみにしていた。お店の看板は、ドラマで使った志木那島漁業協同組合となっていて、嬉しくなり思わず写真を撮ってしまった。この年になってもミーハーだなと。さて、与那国といえばカジキ、一番人気のカジキ定食をいただいた。明日にも台風の影響で海が荒れるとのことだが、そんな気配は全く感じないが、船はすべて陸にあがっていて台風に備えられていた。

観察記

再びアオナガイトトンボ

さて、ランチを終え、再びアオナガの生息地に戻ってきた。フライトまで時間はたっぷりあるのでアオナガイトトンボを撮りまくるぞと意気込む。そして水面を覗くと、なんとアオナガイトトンボが縦横無尽に飛び回っている。午前中の閑散とした状況はなんだったのか。アオナガは沖縄時間で行動するのか、まあアオナガイトトンボがこれだけいてくれて安心した。飛び回っているアオナガは、時々ホバリングをする。イトトンボ類のホバリングはあまり記憶がない。まあ、なんにせよホバリング撮影のチャンスだ。翅を止めたくてSSを2000にするが、F5.6のレンズではかなり暗くなる。結局ISOを800まであげての撮影となった。それでも翅を止めた写真を撮ることができない。翅の回転数は半端ない。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/2000 F5.6 ISO 800

水中で動く物体

片足を水中に入れてマクロ撮影していると、なんか恐れていた物体が水底で動いている。ヒルだ。以前、息子が同じ場所でずっと撮影していて、ヒルがよじのぼってきてシャツの中に入ってきたことがあったので、すかさず脱出。全身を確認するがいないのでほっとした。昨日の於茂登岳では、あれだけ警戒していたのに、今日は無防備だった。

観察記

交尾の時間

15時をまわると交尾態が続々と現れた。メスの単独でいるところの撮影ができていなかったので交尾態の撮影を頑張る。しかし、とまる所が足場の悪い所ばかりで、こちらの思うような撮影ができない。結局40分近く粘るが、残念な写真しかなかった。アオナガのメスは、青い眼後紋があり、オレンジ色っぽい体色なので、なかなか綺麗だ。今度チャンスがあれば、単独でいるところの撮影をしてみたいと思った。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F7.1 ISO 200

モスラ

アオナガの撮影に夢中になりすぎて、アヤミハビル館に閉館ギリギリの入館になってしまった。それでも気持ちよく入館させてくれて感謝です。ここは蝶や蛾が好きな人にはたまらないと思う。地球上で最大級の蛾、ヨナグニサンの標本や生きた幼虫が見れるからだ。ヨナグニサンは映画モスラのモデルになったと言われている。一度、山の中で飛んでいる姿を見てみたいものだ。

観察記

2時間待ち

16時半にレンタカーを返却したので、18時50分発のフライトまで2時間以上も時間が空いてしまった。空港内に喫茶店は1件あるのだが、17時に開くのでそれまでベンチで休憩。17時ぴったりに旅果報(たびがふう)に入店し、長命草のロールケーキセットをいただく。飛行機のいない滑走路を眺めながら、じっくりといただく。なんせ出発まで時間がありすぎるので、ここで夕飯を食べようか考えたが、石垣で食べることにした。久しぶりに夜の美崎町を徘徊してみたかった。

観察記

晩 飯

午前中、与那国島に向かっている時は快晴だったが、石垣島へ向かう時は、やはり台風が近づいているせいか、ずっと雲の上を飛んでいた。いよいよ明日は台風の接近で、天気がどうなるか不安がつのる。無事、飛行機が飛んでくれることを祈るだけである。短縮日程のため、石垣の夜を徘徊するのは今日しかない。昨日は疲れはてて、それどころではなかった。車を離島ターミナルの駐車場へつっこみ飯屋を探す。10数年前の出張中にお世話になった居酒屋に行こうと思ったが、車のため、ビールが飲めないので今回は見送った。したがって定食が食べれる店を探すが居酒屋ばかりである。しかも土曜とあって人がすごい。やっと定食が食べられる店を見つけ、ゴーヤチャンプルを堪能。それにしても、台風が接近していても、おかまいなしに観光客がやってくる。

観察記

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