オニヤンマ科

Family Cordulegastridae Calvert

オニヤンマ科

日本最大のトンボ、オニヤンマがいる科で、日本全国に生息している。東北北部から北海道に生息する個体はやや小さい。黒と黄色の虎柄模様で鬼の形相のようなヤンマとのことでこの名がつた。メスの産卵は単独でおこなうが、浅い砂底が見えるような流れに、豪快に腹部を打ち付けて産卵する。その姿は見ているものを圧倒するのと、打水産卵するときの翅音の重低音がすごい。沖縄県の八重山諸島では以前、オニヤンマ科の八重山個体群とされていた種が、あきらかにオニヤンマとの違いがあるので、ヒロオビオニヤンマという種に独立した。

観 察 種

オニヤンマ

オニヤンマ
Anotogaster sieboldii

未 観 察 種

  • ヒロオビオニヤンマ:石垣島と西表島に生息

広告・PR

ソニーストア