オニヤンマ

  • 【科】オニヤンマ科
  • 【属】オニヤンマ属
  • 【和名】オニヤンマ
  • 【学名】Anotogaster sieboldii

誰もが知る、日本最大級のトンボ。日本を代表するトンボと言ってもよいでしょう。大きさゆえ飛んでいる姿は力強い。北は北海道から、南は沖縄本島まで全国に分布している。平地・丘陵地・低山地の流水域や止水域・湿地など、かなりの広範囲な水辺に生息している。北海道のオニヤンマは幾分小さめである。八重山諸島のオニヤンマは、ヒロオビオニヤンマと別種になった。

オス ♂

オニヤンマ

2023/8/2 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 140mm 1/80 F5.6 ISO 400 LrC

オニヤンマ

2023/8/2 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 230mm 1/80 F5.6 ISO 400 LrC

オニヤンマ

2013/8/15 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/1000 F2.8 ISO 200 LrC

メス ♀

オニヤンマ

2022/8/18 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/1250 F4.0 ISO 6400 LrC

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観 察 記

2023年8月2日 鬼のぶら下がり

今年の猛暑は尋常ではない。晴れれば35℃を越えるのはあたりまえ。しかしぶら下がりヤンマを撮影するにはもってこいの天気である。したがって熱中症対策を万全にして撮影にいどむ。しかし今日は、なかなかお目当てのヤンマに巡り合えない。前回はネアカとカトリしか出会えなかったが、今日はカトリのみ。しばらく散策すると珍しくオニヤンマのぶら下がりを発見。しばらく会えていなかったので夢中で撮影。それにしても今日は不作。最後にマルタンメスが降りてくれて、その個体の撮影が本日の最後となった。こんな日もあるか。

観察記

2002年7月21日 すごい馬力

日本最大のこのトンボは、北海道に住んでいるときは一度も見たことがなかった。トンボ観察を始めた最初の年に、丘陵地でその姿を初めて見た。なんてでかいんだろう、初めて見た印象はその大きさだった。小川の対岸の枝にとまったオニヤンマをゆっくり近づいて撮影。そして網でつかまえた。大きさと形相のすごさにつかまえるのも怖いくらい。そして持ったときは翅をばたつかせる、その馬力にまた驚いた。

観察記