広島遠征記

2024年6月1-2日

広 島

羽田空港

毎度のことだが、早朝の便に乗るには、羽田の東横インで前泊。初めての広島訪問はとても楽しみであった。台風1号が発生した時、またかと6年前の広島遠征が、逆走台風で中止になったことが頭をよぎる。しかし、本土には上陸せず小笠原諸島で温帯低気圧に変わりホッとした。東京は曇り、遅延もなく無事離陸し、コーヒーが飲み終わらないうちに着陸態勢に入いった。先日の石垣は3時間のフライトだったが、今回は1時間20分程度と早い。高度を少しずつ落とすが一面雲に覆われ、霧も出ていて心配になったが無事着陸。今回、トンボ学会の先輩と共に、生息地へと向かった。

観察記

オオイトトンボ

高速道路を降り、現地には食べるところがないので、まず弁当と水分を購入。そして目的地に到着、先に車中で弁当を食べながら歓談。トンボの話で盛り上がる。そして、車を降りると水たまりにオオイトトンボがいる。埼玉ではなかなか見られなくなったトンボだけにアドレナリンがふつふつと湧き出してきた。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/400 F5.6 ISO 100

ニホンカワトンボメス淡橙色翅型

先へ進むと、カワトンボが増えてきた。そして、全身茶色のカワトンボがいる。関東ではあまりみかけないカワトンボだ。西日本に生息する淡橙色翅型のメスであった。今回撮影したのは、翅がまだ薄い橙色だが、もっと濃いのもいた。ヒロシマサナエの探索を優先したため、見るだけで終わってしまったのだ。今思えば撮影しておけばよかったと少し後悔してしまった。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/400 F5.6 ISO 100

アサヒナカワトンボオス同士の連結

ヒロシマサナエがいそうな流れがあるが、カワトンボしかいない。何本か流れを探索したが、どこもカワトンボのみで残念ながらヒロシマサナエを発見することはできなかった。湿地での探索を諦め、次の目的地へ向かうため戻っていると、アサヒナカワトンボのオス同士の連結がいた。無色透明翅型の未成熟は縁紋が白いので、メスと勘違いした可能性がある。さすがにオスは移精ができないので、首根っこ掴まれ、身動きがとれないでいたのは可哀そうだった。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/400 F5.6 ISO 100

オオイトトンボ産卵

オオイトトンボの個体数もかなり多い。ちょうど産卵の時間帯にあたり、あちらこちらで産卵をしている。こんな光景はとても嬉しいのだが、ヒロシマサナエの観察ができていない焦りで、メスまでじっくりピントを合わせられないでいた。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/640 F5.6 ISO 100

コサナエ

サナエがいたので、ヒロシマサナエかと驚くが撮影してみると、コサナエだった。時間があれば、じっくりカキツバタとコラボ写真でも撮りたいと思うが、次の目的地へ行かなければいけないのでお預けだ。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 130mm 1/640 F5.0 ISO 100

タベサナエ

コサナエだと思って撮った写真に、タベサナエが混じっていた。なんと、この場所は、コサナエとタベサナエが混生している。この似た者同志で異種間交尾とかはないのだろうか。ひじょうに興味がわく場所だ。さて、まだヒロシマサナエを発見できていないので、次の生息地へ移動。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/640 F5.6 ISO 100

また、タベサナエ

次の場所へ到着し散策。流れの上流域に到着するとサナエがいた。カワトンボと戯れており、とまったところを撮影、何サナエか確認するとタベサナエだった。そして、息子が下流域にヒロシマサナエのようなサナエがいると教えてくれた。アドレナリンが湧き出し、その場所へ向かう。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/640 F5.6 ISO 100

ヒロシマサナエ

見た瞬間に、コサナエやタベサナエと違うことがわかった。ようやくヒロシマサナエを撮影することができた。確実に見れると思っていたので、最初の湿地にいなかったとき、正直ダメかなと思っていたのでホッとした。これがモイワサナエの亜種なのか、別種にしてもいいんじゃないかと思うほど違いがある。オスは2頭いて、息子と別々に撮影を楽しんだ。そして流れを散策すると、今度はメスがいた。まさかメスも見れるとは思っていなかった。たいがいオスだけ撮影して終わってしまうパターンが多いからだ。実際、タベサナエはまだメスが見れていないのである。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/640 F5.6 ISO 100

ヒロシマサナエのメス

サナエのメスは、オスがいなくなると現れて静かに産卵をするイメージがあったが、ヒロシマサナエは、メスもオスのそばにやってきて、普通に縄張りをはっているような感じだ。そして、陽が強くなると腹部を上げるのだ。サナエトンボのメスで、ここまで腹部を持ち上げる種はいたっけ?と思ったが、クロサナエメスの撮影時に、強い日差しが出たときに腹部を持ち上げていたのを思い出した。そういったシチュエーションにあたる機会が少なかっただけかもしれない。

観察記

SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/640 F5.6 ISO 100

サラサヤンマ

ヒロシマサナエのオス・メスの撮影が出来て満足。そして本日最後の目的地へ移動。サナエがいたので撮影するとタベサナエだった。2頭いたが、2頭ともタベサナエで、コサナエやヒロシマサナエはいなかった。狭い空間をサラサヤンマがホバリング飛翔していたので、ようやく本腰入れて飛翔撮影をする。

観察記

SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/2500 F2.8 ISO 100

モートンイトトンボ

ヒロシマサナエの撮影ができたので、ようやくモートンイトトンボの撮影に本腰入れようと思ったが天気が悪くなってきた。山の天気は変わりやすい。午後遅くなってくると雨雲が見え始めた。あまり長居はできないなと思いモートンを数枚撮って、またオオイトの撮影に夢中になった。モートンは以前、マクロで撮影していたので、まだあまり撮影ができていないオオイトのほうに気が向いてしまうのだ。

観察記

SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/2000 F2.8 ISO 100

お好み村

本日のトンボ撮影を終了し、広島市内へ向かった。広島市内に近づいているのに山が多いのに気づいた。山陽地区は平地が少ないのが特徴だ。広島市は海沿いの盆地のような感じで驚いた。市内に入ると路面電車が走っていて函館を思い出した。そして初めて見る広島城は木造づくりが特徴で他の城とは違う感じだ。次の機会には是非中に入ってみたいと思った。そして、本日の夕飯は広島のお好み焼き。市内の真ん中にお好み村があり、そこの文ちゃんでいただくことに。地元広島で食べるお好み焼きは格別です。大先輩が和牛コーネとガンスを注文しくれて、お好み焼きが来る前にいただく。これまた初体験。しかも美味しい。ホテルまで運転しなければならないのでノンアルコールビール。お好み村は1フロアに何店舗もお好み焼き店があり、風情がありとても良い所だ。

観察記

宮島

夕食後は、先輩と別れホテルへ向かった。まだ時間があるので、宮島行の船に飛び乗った。なんせホテルから30秒、切符買わずにパスモで改札を通れるので楽だ。鳥居がライトアップされているので、その写真を撮りたかった。夜は観光客も少なくすいている。宮島には10分ほどで到着、下船すると暗闇に鹿がたくさんいるに驚いた。歩くとすぐに鳥居が見えてきた。潮も満ちていて海中の鳥居がライトアップされて幻想的だ。1時間ほど散策し夜の宮島を楽しんだ。

観察記

SONY α99M2 Distagon T* 24mm F2 ZA SSM 1/6 F2.0 ISO 1600

鳥居

三脚をホテルに忘れてしまったため、カメラを地面に置いて撮影。

観察記

SONY α99M2 Distagon T* 24mm F2 ZA SSM 1.0 F2.0 ISO 100

厳島神社

夜は入れないが、電気が点いている。

観察記

SONY α99M2 Distagon T* 24mm F2 ZA SSM 3.2 F2.0 ISO 100

表参道

誰も歩いていないので撮影しやすかった。明日は日曜日、ものすごい観光客が押し寄せるてくるのではと想像がつく。小生人込みが苦手なので、ひと気のない夜の観光地が好きだ。明日は、この島に生息するミヤジマトンボの生息地へ上陸する。ホテルに戻り、カメラメンテと荷造りに追われ、寝る時間が遅くなってしまった。

観察記

SONY α99M2 Distagon T* 24mm F2 ZA SSM 1/15 F2.0 ISO 100

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