オオルリボシヤンマ

  • 【科】ヤンマ科
  • 【属】ルリボシヤンマ属
  • 【和名】オオルリボシヤンマ
  • 【学名】Aeshna crenata

ルリボシヤンマ属の中では最大のヤンマ。ルリボシヤンマとひじょうによく似ているが、オオルリボシは開けた水面をホバリングしながら縄張り飛翔する。ルリボシは、やや暗がりの池や沼地に生息。日本特産種で北海道・本州・九州に分布。おもに寒冷な湿原や池・沼など挺水植物が繁茂する場所に生息。本州では6月中旬から出現し11月初め頃まで見られる。

オス ♂

オオルリボシヤンマ

2023/9/2 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 200mm 1/1600 F5.6 ISO 400 LrC

オオルリボシヤンマ

2023/9/2 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 200mm 1/1250 F5.6 ISO 400 LrC

オオルリボシヤンマ

2023/9/2 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/800 F2.8 ISO 100 LrC

メス ♀

オオルリボシヤンマ

2023/9/2 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/640 F5.6 ISO 200 LrC

オオルリボシヤンマ

2023/9/2 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/1250 F2.8 ISO 400 LrC

オオルリボシヤンマ

2023/9/2 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/1250 F2.8 ISO 400 LrC

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観 察 記

2023年9月2日

オオルリボシヤンマの観察目当てでプチ遠征。天気は午前中晴れの予報だが、午後はくずれそうなので早めに出かけた。昨年、発見した新たな池なので、この時期どんなトンボがいるのか楽しみであった。標高が高いのでオオルリボシは確実にいると信じて池を覗くと、なんとメスの産卵ラッシュだった。信じられないほどの個体数で驚いた。所狭しと場所の取り合いをし産卵をする。その中で青色型を探すが、一部分が青くなりかけている個体しかいなかった。まだ早かったのかもしれない。メスの個体数に対しオスは少なかった。縄張り飛翔している個体は3頭ほどだが、メスは10頭以上いる。こんな光景を見たのは初めてで、撮影するにも、周りでガサガサと翅音がするので落ち着いて撮影ができないでいた。

観察記

2022年8月5日 硫黄集漂う温泉地

11年ぶりのオオルリボシ。というのも久しぶりに友人と万座温泉に1泊旅行での出来事だった。仕事を終え友人と合流し、降りしきる雨の中、万座へ向かう。この状況だと翌朝のトンボ撮影は厳しいのではとの感じで半ばあきらめて温泉と食事を楽しむことにしていた。夕方ホテルに到着し早速夜のバイキングを楽しんだ。星空ヒュッテで星座観察を楽しむ予定だったが雨で中止。地酒と温泉を堪能。温泉は白濁の湯で温泉に来たなという感じ。先月の渋温泉と乗鞍温泉は透明だったので。さて、今日は仕事の後に行ったので、結構くたびれたのと酔いがまわり早寝をした。そして翌朝6時起床、早朝の温泉に向かうと外はドピーカン。天気予報では曇天のはず、そして温泉でさっぱりし、露天風呂へ。なんと硫黄が吹き出す噴火口がよく見える絶景だ。硫黄臭漂う万座温泉は、今まで行った温泉とは別物だ。そして前回同様、友人は朝食バイキングを食べ過ぎて二度寝、チェックアウトぎりぎりまで寝るとのこと。小生はもちろんホテル横の池に向かった。

観察記

2011年8月27日 信州の池では当たり前の光景

トンボ観察を初めてから9年近くたち、カメラも変わり、信州方面へトンボ撮影行脚に行く。最初の池で、オオルリがたくさん飛んでいた。一つの池でオスは4~5匹、メスも同じくらいいる。これは絶好の撮影チャンス。足元をちょろつくタカネトンボそっちのけで、オオルリの撮影に没頭。ようやく飛翔写真が撮れた。飛翔とはいってもメスの警護産卵中のホバリングである。

観察記

2002年9月29日 30年以上ぶり

オオルリボシは、子供のころ育った旭川では普通種で、公園の池に必ず飛んでいた。それ以来の出会いだ。しかし、残念ながら、この写真の演出撮影は池に来ていた方が捕獲されていたのをいただいたものである。それでも、久しぶりに見るブルーのトンボとの対面でうれしかった。

観察記