- 【科】ヤンマ科
- 【属】ルリボシヤンマ属
- 【和名】マダラヤンマ
- 【学名】Aeshna mixta soneharai
ルリボシヤンマ属の中では最小のヤンマ。本州東北部から北海道にかけて生息しているが、産地は局地的。おもに平地のよく開けたヨシ・ガマなどが生息する泥深い池・沼に生息。成虫は7月中旬から出現し10月末ころまで見られる。
オス ♂

2004/10/17 - SONY DSR-TRV30 42.0mm 1/500 F4.0 LrC
交 尾

2003/9/28 - SONY DSR-TRV30 42.0mm 1/350 F4.0 LrC
観 察 記
2008年10月12日 デジイチデビュー
久しぶりのマダラヤンマ観察。私はいつものコンデジなので飛翔撮影はできないため、息子の撮影をフォローすることになった。デジイチデビューしたばかりの息子は調整に手こずっていたが、楽しそうに撮影をしていた。小生もコンデジを卒業したいという気持ちが強くなってきた。それにしても、このマダラヤンマの南限域の環境がいつまでも保たれるのを願うばかりだ。

2003年9月28日 手が震える
マダラヤンマというトンボを、図鑑を買って見ていたのに、頭にはいっていなかった。産地にこのヤンマ観察を目的に出発。現地に到着し散策すると、葦やマコモの中からマダラが現れた。なんて小さなヤンマだろう、サラサ以来の小型のヤンマに驚いた。そして、ネットインして、草に止まらせ演出撮影。オオルリボシに似ているが、複眼がブルーでとてもきれいなヤンマである。そして、息子が交尾隊を発見した。撮影するとき、あまりにも美しい交尾態に、カメラを持つ手が震えたのである。逃げないようにと心の中で叫び、シャッターをきった。撮影した写真を確認し、ばっちり写っているのを見たとき、すごく感動したのである。アオヤンマの時もそうだが、今年は交尾態に運があった。
