- 【科】ヤンマ科
- 【属】ギンヤンマ属
- 【和名】ギンヤンマ
- 【学名】Anax parthenope julius
オス・メスとも腹部の下側が銀色をしていることからこの名前がついた。日本全国に生息しており、北は北海道から南は石垣島まで全国に分布。早いところでは4月中旬から出現し10月後半まで見られる。
オス ♂

2019/8/25 - SONY α55 DT55-300mm 200mm 1/1000 F5.0 ISO 200 LrC

2016/9/3 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/160 F2.8 ISO 250 LrC
交 尾

2020/8/29 - SONY α55 DT55-300mm 250mm 1/500 F5.6 ISO 1250 LrC
産 卵

2019/8/25 - SONY α55 DT55-300mm 300mm 1/1250 F5.6 ISO 200 LrC
観 察 記
2005年9月11日 南国のギンヤンマ
ギンヤンマはたいていの開けた池でその姿を見ることができる。旭川に住んでいたとき、オオルリボシが普通種でギンヤンマは希少種だった。人生最初の出会いは自衛隊駐屯地の中の池である。入り口の詰所で記帳をし、入館バッチをもらって中へはいる。池に到着するとギンヤンマが1匹飛んでいた。広い池で格闘しようやく捕獲。他の池にギンはいなかったので帰りに守衛さんに成果を見せるとおやつをくれた。2005年に初めて沖縄県宮古島へ行ったときのことである。台風が去ったあと、同僚と一緒に池間島へ行った時、湿地の脇の農道に無数のギンヤンマが群れていた。走っている車がギンヤンマに囲まれてしまうほどである。そして車を止め、木に止っているメスを発見。近づいても逃げないので素手で捕まえられた。それにしてもこの数はすごすぎる。30匹以上はいそうだ。指を差し出せば止まるんじゃないかと思うくらいの数だった。
