ヤンバルトゲオトンボ

  • 【科】トゲオトンボ科
  • 【属】トゲオトンボ属
  • 【和名】ヤンバルトゲオトンボ
  • 【学名】Rhipidolestes shozoi

以前リュウキュウトゲオトンボと言われていたが、研究者によって近年オキナワトゲオトンボとヤンバルトゲオトンボの2種に分けられ、DNA解析によって裏づけがとれ現在にいたる。ヤンバルトゲオトンボは、多野岳の北東部の山岳地帯に分布する個体群に限定された。山間の沢に生息し3月下旬ころから出現し、8月中旬まで見られる。オスの翅の先端は、褐色班が薄いのが特徴。

オス ♂

ヤンバルトゲオトンボ

2019/5/25 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/80 F2.8 ISO 1600 LrC

ヤンバルトゲオトンボ

2019/5/24 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/160 F2.8 ISO 250 LrC

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観 察 記

2019年5月24日 林道の沢

オキナワトゲオに続いてのヤマイトトンボ科のトンボ。やんばるの林道を走っていて沢があると、オオシオカラトンボと一緒にヤンバルトゲオがいる。この時期、リュウキュウルリモンもいて一緒に観察することができる。沖縄の山は赤土でできていて、写真のように低山地の沢では赤土が露出しているところがある。写真の中央にヤンバルトゲオが写っている。この場所は比較的海に近く山奥ではないが、数頭観察することができた。

観察記