オキナワトゲオトンボ

  • 【科】トゲオトンボ科
  • 【属】トゲオトンボ属
  • 【和名】オキナワトゲオトンボ
  • 【学名】Rhipidolestes okinawanus

以前リュウキュウトゲオトンボと言われていたが、研究者によるDNA解析によって、オキナワトゲオトンボとヤンバルトゲオトンボの2種に分けられた。オキナワトゲオトンボは、名護市の多野岳の南西部および渡嘉敷島に分布する個体群に限定された。山間の沢に生息し3月下旬ころから出現し、7月下旬までみられる。オスの翅の先端に褐色班があるのが特徴。

オス ♂

オキナワトゲオトンボ

2019/5/23 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/100 F2.8 ISO 1600 LrC

オキナワトゲオトンボ

2019/5/23 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/160 F2.8 ISO 1000 LrC

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観 察 記

2019年5月23日 初トゲオトンボ属

やんばるトンボ観察ツアーで一番最初に撮影したトンボ。今回のツアー目的は、まだ未観察種のトゲオトンボ科のトンボ2種を観察することであった。2002年よりトンボ観察を初め、沖縄には何度も足を運んだが、トゲオトンボが生息する時期に行ったことがなかった。今回はこのトンボの生息時期にあわせて計画をたてた。そして羽田から那覇へ向かい、レンタカーを借り、真っ先に名護岳へ向かったが、すでに撮影開始時間が午後16時と遅い時間になってしまった。いるかどうか心配だったが、沢に到着してすぐにオスがいたので安心した。この時間帯で3頭のオスがちょろついていたが、メスの姿はなかった。オキナワトゲオはこの初日しかスケジューリングしてなかったのでオスのみの撮影で終了。この後、ホテルに向かい明日からのやんばる突入に備え英気を養った。

観察記