- 【科】トンボ科
- 【属】アカネ属
- 【和名】オオキトンボ
- 【学名】Sympetrum uniforme
全国的に生息場所も局地的になり絶滅危惧種に指定されている。その姿は陽があたると、オレンジ色に輝きとてもきれいなトンボだ。おもに平地や丘陵地のヨシなどが繁茂する開けた大きな池沼や幅の広い河川などに生息。7月上旬ころから羽化し始め、12月初めころまで見られる。
オス ♂
2008/10/12 - Panasonic DMC-FZ30 76.8mm 1/400 F6.3 ISO 80 LrC
2008/10/12 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/640 F2.8 LrC
観 察 記
2008年10月12日 なんとメスだった
久しぶりのオオキトンボ観察。快晴の無風状態で、絶好の撮影日和となった。池に行くと早速、1匹出迎えてくれた。意外におとなしく棒先にずっととまってくれていた。そして、いつしか飛び立ち、しばらくするとつがいで現れた。しばらく池のまわりを飛びまわり、近くの草木にとまって交尾を始めた。今日はなんてついているんだ、近くまで行って撮影するが、高いところにとまっているのでフル望遠での撮影。しかし、なかなかよいショットが撮れなくて、証拠写真程度となった。そして最初に撮影したところに戻ると、オオキトンボがとまっていた。撮影しようと近づくと逃げられてしまった。しかし、他のオスと合体し連結隊になった。とまっていたのは、なんとメスだった。さっきの逃げないオスのイメージがあったのでのんびり準備したのがいけなかった。
2004年10月17日 道路にいた
草むらを歩いていると、草から飛び立つショウジョウの未熟と間違えてしまう。すごく紛らわしい。散々池の周りを歩きまわったが全然その姿はなく、あきらめて土手にあがり道路を見たら一匹のトンボが目に入った。近づくと見たことがない色あいだ。もしやオオキトンボか、こんな道路の上で休憩か、今までヤブコギしていたのはなんだったんだ。ようやく出会えたこのトンボを間近で撮影することができたが2枚撮ったあと逃げられてしまった。