【属】ムカシトンボ属

【和名】ムカシトンボ
【学名】Epiophlebia superstes

 

ムカシトンボと聞くと非常に原始的なイメージをいだきます。均翅亜目と不均翅亜目の中間的存在(トンボ目参照)で日本ではこの1種のみ、世界ではヒマラヤに1種生息しているのみで、非常に貴重なトンボです。北海道から九州・四国に分布しておりますが、生息地は極めて希です。山間の森林に囲まれた源流域に近いような清流に生息しており、4月後半あたりから出現し始め、6月頃まで見られるところもあります。

 

 

雄は腹部が細く、尾部に向かってやや太くなります。日中、流れを往復しながらパトロールをします。突然、流れを離れ、空高く消えてしまったり、突然降りてきて、高速で飛び回りと、気性がが激しいのかな?と思ってしまうようなトンボです。

 

 

2004年5月8日撮影

 

 

雌は腹部が太く、産卵管が独特です。水もしたたるこけなどに産卵します。

 

 

2021年5月28日撮影

 

 

2021年5月28日撮影

 

 

2021年5月28日撮影

 

 

 

ソニーストア

 

 

 

2021/5/28

 

今年2回目のチャレンジ!前回は5月3日に来たが、眺めるだけで終わり。動きが早すぎて全く撮影できなかった。しかしヒメクロサナエの羽化が見れたので、梅雨前の晴れ間となった今日、期待に胸膨らませ現地へ。前回は昼にコンビニへ買い物に行ったため、昼の貴重な時間を1時間も無駄にしてしまったので、今回は最初からコンビニで購入。ベース地を作り機材を置いて準備しているといきなりムカシトンボが現れた!ちょっと待って、まだ準備ができていない。するとどこかへ消えてしまった。河原にいたサナエは木の上へ飛んで行ってしまった。まあ始まったばかりなので焦らずいこう。撮影ポイントへ移動し、出没するのをじっと待つ。すると何かのサナエが産卵している。撮影するとダビドだった。ヒメクロかと思ったがダビドでがっかりだった。今度は雄が降りてきた。撮影するとこれもダビド。ここにいる成熟個体のサナエは全部ダビド?そう思いがっかりモードになってきた。ムカシトンボも全然現れず、前回同様大空振り大会になりそうな予感。早めの昼飯をすませ、待機しているといい感じの陽がさしてきた。予想通りムカシトンボが降りてきた。ラストチャンスだと思うのでネットインして演出撮影に切り替える。それにしても早い!このチャンスを逃したら今年最後と思い、セオリー通りにお尻のほうから一振り!一発で決まった。撮影する場所は決めていたので、そこでセッティング!今回は時間切れだったので仕方がなかったが来年はやらせなしでの自然体を撮影してみたい。

https://tombozukan.exblog.jp/240993620/
 
 

2004/5/8

 

このトンボは原始時代からいたと言われてる。そんなロマンのあるトンボを観察したくて、生息地へ行く。流れを飛ぶこのトンボは、ときおりホバリングをするが、せわしなく飛んでいて、なかなか飛翔撮影ができない。晴れてくると、もっと活発に動き出し、ときおり猛スピードで空間を飛び回る。一見どんくさそうな見てくれだが、非常にすばしっこい!草木に止ると、広げていた翅をゆっくりとたたみはじめます。まるでカワトンボやイトトンボのようです。胸部には毛がけっこうはえていて暖かそうです。肌寒い時期に発生するからでしょうか 。

https://tombozukan.exblog.jp/238175278/