コノシメトンボ

  • 【科】トンボ科
  • 【属】アカネ属
  • 【原名亜種】Sympetrum baccha baccha
  • 【和名】コノシメトンボ
  • 【学名】Sympetrum baccha matutinum

成熟すると全身真っ赤になる赤トンボ、翅の先が茶褐色班があるのが特徴。北海道・本州・四国・九州やそれらの各離島などにも分布。丘陵地や低山地の挺水植物が繁茂する池・沼・水田などに生息。6月下旬から出現し11月末頃まで見られる。

オス ♂

コノシメトンボ

2017/9/18 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/250 F2.8 ISO 200 LrC

コノシメトンボ

2017/10/18 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/1600 F4.5 ISO 200 LrC

コノシメトンボ

2023/10/03 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1250 F5.6 ISO 400 LrC

メス ♀

コノシメトンボ

2023/8/28 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/50 F5.6 ISO 100 LrC

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観 察 記

2023年8月28日 まさかのコノシメ

午前中、ナゴヤサナエのメスを探しに河川のそばの雑木林を散策していた。うす暗い林の中ではノシメトンボのオス・メスが結構涼んでいる。すると赤く色づいたトンボが目に入る。最初、えっ?まだ赤トンボの時期じゃないよね?と思い、写真を撮って確認するとコノシメトンボだった。この場所では全く想定していなかった種なので驚いた。同じ市内で生息している場所からは、かなり離れているからだ。しかもオス・メス仲良く近くの草にとまっている。メスの写真がなかったので撮れてよかった。

観察記

2017年9月18日 トンボの紅葉

コノシメトンボは埼玉でも、緑地公園等で普通に見れるとの情報を得た。そして、生息場所の公園で、曼珠沙華の写真を撮っていると、アキアカネに混じって、コノシメがいた。家から近い公園に生息していることに驚かされた。もっと精力的に探索していれば、とうの昔に発見できたかもしれなかったのだが、実に灯台下暗しである。曼珠沙華のつぼみにとまるコノシメは絵になるが、逆光のため影になってしまうのが残念。秋が近づくと、赤トンボたちは赤く色づきトンボの紅葉版である。

観察記

2005年8月27日 まだ早い

丘陵地に生息しているイメージが強いが、意外と東京23区の公園にも生息しているコノシメトンボ。それは東京にも古くからある自然が多いことなのかも知れません。さて、池の周囲を散策するが、いるのはノシメばかり。そして池を一周した最後の場所に、ようやく何頭か群れているのを発見。比較的おとなしくいろいろな角度から撮影できたのだが、オスはまだ中途半端な赤味で少し早かったかという感じ。

観察記