ヤエヤマサナエ

準絶滅危惧 NT

  • 【科】サナエトンボ科
  • 【属】アジアサナエ属
  • 【和名】ヤエヤマサナエ
  • 【学名】Asiagomphus yayeyamensis

石垣島・西表島にしか生息してない中型のサナエトンボ。山間の流水域に広く生息している。羽化した個体は、水域のそばの葉上にとまっている姿を見かける。成虫は3月中旬から出現し7月中旬ころまで見られる。

オス ♂

ヤエヤマサナエ

2009/3/5 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/60 F2.8 LrC

メス ♀

ヤエヤマサナエ

2006/3/30 - SONY DSR-TRV30 F1.8 42.0mm 1/350 F4.0 LrC

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観 察 記

2009年3月5日 3月の石垣島

この時期、どんなトンボがいるのか、以前ヒナヤマトンボが飛んでいた場所へ向かった。ベニトンボの羽化したばかりの未熟固体が道路脇の草木にとまっている。黄金色でとても綺麗だ。川の溜まりを覗くが何も飛んでいない。ふと、護岸を見てみると羽化したばかりのトンボがいた。なんと、ヤエヤマサナエの羽化だ。まさかの発見に嬉しさ100万倍である。関東はまだまだ寒いが、南国ではトンボの羽化が始まっている。

観察記

2006年3月30日 日本一早い海開き

日本一早い海開きにあわせて石垣島へ家族旅行。小生ばかりが仕事で毎月石垣島へ行っているので、家族に沖縄のすばらしさを満喫してもらおうと企画した。3時間のフライトで石垣空港へ到着。曇り空で気温は23度くらい、竹富島へ船で行き、日本一早い海開きで初泳ぎを楽しんだ。石垣島へ戻ると観光を楽しみ、よく行くバンナ公園に子供たちとトンボ観察を楽しんだ。そして沖縄本島へ移動する日のフライト直前に、最後のトンボ観察に出かけた。林道を散策すると息子の目の前に中型のトンボが降りてきた。見たことがないサナエトンボだ。図鑑で調べるとヤエヤマサナエだった。いきなりの新種に息子と大興奮。

観察記