- 【科】サナエトンボ科
- 【属】メガネサナエ属
- 【和名】メガネサナエ
- 【学名】Stylurus oculatus
日本特産種で、メガネサナエ属(メガネサナエ・ナゴヤサナエ・オオサカサナエ)の中で一番大きい。生息地は、極めて局地的。大きな湖沼や、出入りする河川に見られる。6月中旬ころから出現し、11月初めころまで見られる。顔面の黄斑が、眼鏡をかけたように見えるとのことで、この名がついた。
オス ♂

2011/8/27 - SONY α55 DT18-200mm 150mm 1/500 F10.0 ISO 200 LrC
観 察 記
2011年8月27日 証拠写真
生息地に行けば必ず見れるのはわかっていたのだが、なかなか行くことができず10年がたってしまった。ようやく観察しようという気になり、現地に向かう。目的の場所は予想に反して、撮影しずらい場所であった。岸辺を何往復もして、探すが個体数が少なく、時折川岸から、川の中央にかけて飛翔する個体を見つけるがすぐに見失ってしまう。これは、ひょっとして、見るには見たが写真が撮れず、最悪のパターンになってしまうのか、と頭をよぎる。それだけは絶対に避けたい。そして岸を何百メートルも歩き、ようやくとまっているオスを発見。なんとか写真が撮れた。そしてもっと近づこうと身を乗り出すが、警戒心の強いこのトンボは、すぐ逃げてしまい、絵にもならない証拠写真程度になってしまった。
