メガネサナエ

絶滅危惧Ⅱ類 VU

  • 【科】サナエトンボ科
  • 【属】メガネサナエ属
  • 【和名】メガネサナエ
  • 【学名】Stylurus oculatus

日本特産種で、メガネサナエ属(メガネサナエ・ナゴヤサナエ・オオサカサナエ)の中で一番大きい。生息地は、極めて局地的。大きな湖沼や、出入りする河川に見られる。6月中旬ころから出現し、11月初めころまで見られる。顔面の黄斑が、眼鏡をかけたように見えるとのことで、この名がついた。

オス ♂

琵琶湖産

メガネサナエ

2023/9/23 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 180mm 1/1250 F5.6 ISO 200 LrC

琵琶湖産

メガネサナエ

2023/9/24 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/2000 F5.6 ISO 400 LrC

琵琶湖産

メガネサナエ

2023/9/24 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1250 F5.6 ISO 200 LrC

琵琶湖産

メガネサナエ

2023/9/24 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1000 F5.6 ISO 100 LrC

諏訪湖産

メガネサナエ

2023/9/18 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 280mm 1/800 F5.6 ISO 200 LrC

メス ♀

琵琶湖産

メガネサナエ

2023/9/24 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1000 F5.6 ISO 100 LrC

諏訪湖産

メガネサナエ

2023/9/18 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/800 F5.6 ISO 200 LrC

諏訪湖産

メガネサナエ

2023/9/18 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F5.6 ISO 400 LrC

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観 察 記

2023年9月24日 渋滞ひどすぎ

関西遠征で琵琶湖のメガネサナエと、まだいるかもしれないオオサナカサナエの探索に早朝から出向く。諏訪湖の時も朝早くから結構出ていたので、晴れだと琵琶湖の砂浜にも結構出ているのではないかと期待する。しかし週末の琵琶湖の道路は半端ない渋滞だ。昨日もナニワトンボの撮影後に夕方琵琶湖に来たのだが、渋滞がひどすぎて、到着時にはメガネサナエの姿は全くなかった。さて、早朝なのに水上バイクを牽引する車が多い。渋滞ポイントは決まっていて、そこを回避して目的地へ向かう。有名な場所はレジャースポットなので、そこは避けて静かな浜辺へ向かった。おかげさまで予定通りに到着することができた。そして快晴の砂浜は早朝から暑い。そして熱いバトルがおきていた。この光景を待っていた。片っ端から撮影し、オオサカが混じっていないか確認するが、すべてメガネだった。オオサカが見れなかったのは残念だが、琵琶湖ならではの写真が撮れて良かった。そして、この恐ろしい渋滞を回避しないと飛行機に乗り遅れるので、山を越えて京都を突き抜けて伊丹空港へと向かったのである。

観察記

2023年9月18日 3度目の正直

昨年、8月22日に友人と琵琶湖へ旅行に行ったとき、浜に行けば必ず見れるのではと期待して、白髭浜の近くの浜辺に寄ってもらった。天気は曇りで、時間は2時半、波打ち際を散策するがサナエトンボらしき姿は全くない。結局30分ほど散策してもいるのはギンヤンマとシオカラのみ。時間帯が悪かったのか、曇りだと出ないのかもしれない。トンボ目的で来ていたわけではないので仕方がない。そして、今年の信州方面遠征で諏訪湖に行くことになった。今度は朝早い時間帯での訪問にした。現地に到着すると川の上を飛んでいるサナエがいた。そして護岸を散策するととまっているメガネサナエを数頭見ることができ、3回目の訪問でようやく撮影することができた。

観察記

2011年8月27日 証拠写真

生息地に行けば必ず見れるのはわかっていたのだが、なかなか行くことができず10年がたってしまった。ようやく観察しようという気になり、現地に向かう。目的の場所は予想に反して、撮影しずらい場所であった。岸辺を何往復もして、探すが個体数が少なく、時折川岸から、川の中央にかけて飛翔する個体を見つけるがすぐに見失ってしまう。これは、ひょっとして、見るには見たが写真が撮れず、最悪のパターンになってしまうのか、と頭をよぎる。それだけは絶対に避けたい。そして岸を何百メートルも歩き、ようやくとまっているオスを発見。なんとか写真が撮れた。そしてもっと近づこうと身を乗り出すが、警戒心の強いこのトンボは、すぐ逃げてしまい、絵にもならない証拠写真程度になってしまった。

観察記