【科】サナエトンボ科

【属】コサナエ属

【和名】コサナエ
【学名】Trigomphus melampus
 

コサナエ属の中では一番小さなトンボです。胸部側条の第1縫線が途中で切れており、第2縫線のみが下から上までつながってます。類似種に同属のタベサナエ・オグマサナエがいて、この3種はいわゆるヒトスジ型といわれます。東日本では普通にみられますが、西日本では産地が高地になり局地的になります。主に平地や丘陵地、山地の挺水植物が繁茂する池沼や湿地の滞水、溝川に生息してます。

 

 

コサナエ属のトレードマークみたいなローマ字のエル(L)とLを反転させた模様が対になっている黄色い斑紋が特徴です。そしてそのLの横の筋っぽい班があるのがコサナエとオグマサマエで、無いのがタベサナエ。そして尻尾の先までいき、上付属器背面に突起があるのがオグマサナエとタベサナエ、コサナエは突起がありません。このように肉眼ではわかりずらい部位で見分けることができます。(写真2枚目参照)

 
 

2009年5月3日撮影

 

コサナエは、L字模様の横に縦に小さい筋があり、尻尾の先の上付属器背面に突起がありません。

2009年5月3日撮影

 

 

雌は雄に比べて腹部が太く黄色味が強い。平地に近い丘陵地では、なかなか見つけることができないでいたが、高地では雄・雌共存で群れていて簡単に観察することができた。偶然なのか、今までの探し方が悪かったのかな〜。

 
 

2010年7月11日撮影

 
 

2010年4月25日撮影

 
 
 

ソニーストア

 
 
 
2011/7/9
 

高原のトンボ撮影に出かけ、オオトラフやカラカネトンボの撮影に没頭していると、手前の下草でガサガサと音がした。何がきたのか見てみるとサナエの雌が産卵している。ひょっとしてモイワサナエ?と思ったが、ここは池なので違うか〜、よく見てみるとコサナエだった。それでもトンボの産卵シーンに出くわすと張り切ってシャッターを押すのである。

https://tombozukan.exblog.jp/237930601/

 
 
2010/7/11
 

コサナエは高原の池・沼にも生息している。モイワサナエを観察に行ってよく出会う。今までは雄しか観察できていなかったのだが、高原の沼地で簡単に観察することができた。雄と雌が数頭たわむれていて、雌は雄より黄色味が強く、腹部も太いのですぐに雌とわかる。ようやく雌が撮れてうれしく思った。

https://tombozukan.exblog.jp/237930645/

 
 
2009/5/3
 

春の池では最初に出現するサナエ。とても小さくてかわいいです。意外に地べたに止まっていることが多いのでふんずけてしまいそうです。春の池にはコサナエやシオヤトンボ、クロスジギンなどが出始めて、シーズン始まったばかりで、とてもうきうきしているので撮影にも気合がはいります。しかし、このサナエ、まだメスを見たことがなかった。雄はかなりの数が池を占拠しているが、メスはきっと木の上で休んでいるのでしょう。

https://tombozukan.exblog.jp/237954090/