【科】サナエトンボ科

【属】アジアサナエ属

【和名】キイロサナエ
【学名】Asiagomphus pryeri
 

ヤマサナエに酷似したアジアサナエ属のトンボ。最近では生息域が狭まり、各県ごとのRDBにリストアップされる貴重なトンボです。おもに平地や丘陵地、低山地の流れに生息しています。ヤマサナエより少し遅れて、成虫は5月中旬から出現し7月初めころまで見られます。黄色サナエというわりには、あまり黄色くない トンボです。

 

 

胸部の黒条に地域変異があり、第一側縫線の黒条が途中で消失しているのが通常型で、南日本では上下つながっている型が多いとのことです。

 

 

2021年6月13日撮影

 

 

2021年6月13日撮影

 

【通常型】胸部の第一側縫線の黒色条が途中で途切れている

2021年6月13日撮影

 

胸部の第一側縫線の黒色条がつながっている個体も結構いる(埼玉産)

2010年6月20日撮影

 

キイロサナエは上唇に2個の黄班があるものが多い。(ヤマサナエは無い)

2010年6月20日撮影

 
 
 

ソニーストア

 
 
 
2021/6/13
 

11年ぶりにキイロサナエの撮影に出かけた。以前撮影した場所は水路の工事を行った為、環境そのものが変わってしまい、キイロサナエが生息できる環境ではなくなってしまった。したがって、そこでの観察はできなくなってしまった。何度かそれでも生息しているのがいるかもしれないと思って見に来たが、全くその姿はなかった。そして懲りずに「もしや」があるかもしれないと思いやってきた。一部残っている泥の水路を探索するが、やはりいなかった。そしてこの場所をあきらめ別の場所を探索する。するとキイロサナエが生息してそうな環境を見つけた。水路にはオオシオカラトンボが複数縄張りをはっている。そんな中、少し細くて黒いトンボがオオシオカラの縄張りから追い出されて木上の葉に。気になって撮影してみると、なんとキイロサナエだった。久しぶりに血沸き肉躍る!木上で休んでいるが、10分もすると降りてきた。そこからはバシバシと久しぶりに対面するキイロサナエを撮影しまくるのである。

https://tombozukan.exblog.jp/241046285/

 
 
2010/6/20
 

見たことは何度かあったのだが撮影することができないでいた。撮影のしやすいポイントになかなか止まってくれなかったのである。さて、別の生息場所見つけ、そこで撮影することにした。ところが、近づくとすぐに逃げられてしまうのでこれまた難しい種であった。キイロと名がつくのにぜんぜん黄色くない、希少種なんだけど非常に地味。まだ雄しか撮影できていないので雌の撮影を試みたい。

https://tombozukan.exblog.jp/237930677/