ヒメホソサナエ

  • 【科】サナエトンボ科
  • 【属】ホソサナエ属
  • 【和名】ヒメホソサナエ
  • 【学名】Leptogomphus yayeyamensis

オス・メスとも腹部が細いサナエ。たいがいメスは腹部が太いが、このサナエはメスの腹部は細く、一見オスと間違えそうになる。台湾に分布するホソサナエの八重山諸島の特産種で、石垣島と西表島にのみ生息している。山間の森林に囲まれた陰湿な流れに生息。4月中旬ころから8月下旬ころまで見られる。

オス ♂

ヒメホソサナエ

2006/5/19 - SONY DSR-TRV30 F1.8 12.9mm 1/60 F3.4 LrC

ヒメホソサナエ

2006/5/19 - SONY DSR-TRV30 F1.8 15.7mm 1/90 F4.0 LrC

メス ♀

ヒメホソサナエ

2008/8/29 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/60 F2.8 LrC

ヒメホソサナエ

2008/8/29 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/60 F2.8 LrC

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観 察 記

2008年8月29日 負傷

石垣で行ったことがなかった渓流に向かい散策。沢へ行くと草むらに弱々しく飛び立つサナエがいた。ヒメホソサナエである。ただでさえ、弱々しいのに、どうしたことかと観察していると右前足が負傷していた。自然界は厳しい。

観察記

2006年5月19日 わくわくする島

西表島へ2度目のトンボ観察。わくわく感はたまらないものがある。大人になっても子供のような気持ちになる。石垣島から50分近く船に乗って大原港へ。そしてレンタカーを借り出発。林道に到着し歩いていると、清流域のそばの草むらにいた。近づいても逃げる気配なし。このトンボは警戒心が全くないですね。ヒメサナエもそうだが、ヒメがつくサナエは撮影がしやすい。

観察記