カラスヤンマ

  • 【科】ミナミヤンマ科
  • 【属】ミナミヤンマ属
  • 【和名】カラスヤンマ
  • 【学名】Chlorogomphus brunneus brunneus

ミナミヤンマ・アサトカラスヤンマの原名亜種。オスはミナミヤンマに似ており区別するのが難しいとされている。しかしメスは黒い翅が特徴で一目瞭然、名前のカラスヤンマもこのメスの姿からついた。4月下旬から出現し8月初めころまで見られる。沖縄本島本部以北の山間の渓流域に生息。

オス ♂

カラスヤンマ

2019/5/25 - SONY α55 DT55-300mm 250mm 1/2000 F5.6 ISO 1000 LrC

カラスヤンマ

2019/5/26 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/200 F2.8 ISO 200 LrC

メス ♀

カラスヤンマ

2019/5/23 - SONY α55 DT55-300mm 280mm 1/2000 F5.6 ISO 640 LrC

カラスヤンマ

2019/5/26 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/1000 F2.8 ISO 1250 LrC

カラスヤンマ

2019/5/26 - SONY α55 DT55-300mm 250mm 1/1000 F5.6 ISO 1600 LrC

交 尾

カラスヤンマ

2019/5/25 - SONY α55 DT55-300mm 300mm 1/1600 F5.6 ISO 1600 LrC

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観 察 記

2019年5月26日 もう最終日

いよいよ、沖縄トンボ観察の最終日となった。連続してやんばるの森を走り続けて感じたのは、カラスヤンマは普通種だった。時期的なものかもしれないが、リュウキュウギンヤンマより個体数は多い。そんななか、4泊5日のツアーの中でオオシオカラトンボの次に多く見たのはこのカラスヤンマかも知れません。それだけいたのに良い写真が撮れないとはがっかりだ。

観察記

2019年5月23日 待ちに待ったやんばる探索

2007年7月に初めて遭遇して以来、12年ぶりの再会だ。今回はこの種の撮影目的で来ているので、とても楽しみであった。そして沖縄に到着しレンタカーを借り、一気に北上し、まずは、名護岳でオキナワトゲオトンボを撮影、夕方に飛ぶオオメトンボ狙いでやんばるの池へ向かう。池に到着すると、そこにはカラスヤンマのメスが空高く飛んでいる。一気にアドレナリン噴出、こんなところにカラスヤンマがいるなんて思ってもみなかった。すぐさま望遠レンズを装着し飛翔撮影をする。このヤンマはゆっくりと飛んでいるので撮影しやすい。いよいよツアーが始まったんだなと実感した瞬間であった。

観察記