マサキルリモントンボ

  • 【科】モノサシトンボ科
  • 【属】ルリモントンボ属
  • 【和名】マサキルリモントンボ
  • 【学名】Coeliccia flavicauda masakii

リュウキュウルリモントンボ・アマミルリモントンボによく似た大型で細身のイトトンボ。腹部第3~6節の白い斑があり、背中に瑠璃色の紋が2つある。八重山諸島の特産亜種で、石垣島と西表島にのみ生息。薄くらい流水域の湿地等に生息、3月下旬から出現し12月ころまで見られる。名前のマサキは八重山で昆虫の研究をされていた正木任氏に献じられたもの。

オス ♂

マサキルリモントンボ

2008/10/29 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/160 F2.8 LrC

マサキルリモントンボ

2008/10/29 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/160 F2.8 LrC

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観 察 記

2008年10月29日 仕事の合間に

仕事で石垣島に滞在。この日も夜遅くまでかかるので、途中抜けてオモト岳に向かった。そこは陰湿なトンボがいる。久しぶりのマサキルリモンだ。仕事で愛用しているコンデジで撮影するのだが、この細くて長いトンボをマクロモードで撮影するのはたいへんだ。なかなか被写体を認識してくれない。すると交尾態が現れた。しかし全然ピントが合わない。結局ピントが合わないまま終了となった。コンデジの限界を感じてしまった。

観察記

2005年6月11日 陰湿な渓流

ルリモントンボ系は南西諸島にしか生息していない為、憧れのトンボの1つだ。陰湿な渓流域に生息しているが、背中の瑠璃紋と尾部の黄色い紋がとてもきれいなトンボ。しかし、このトンボはなかなか撮影泣かせである。暗いところに生息しているのと、体が細長いのでどうやってファインダーにいれたらよいのか、いつもピントが合わず途中で根負けし、あきらめてしまう。いつかはデジタル一眼で撮影してみたいものだ。

観察記