- 【科】カワトンボ科
- 【属】アオハダトンボ属
- 【和名】ハグロトンボ
- 【学名】Calopteryx atrata
真っ黒い翅のトンボが、薄くらい藪や川のほとりをひらひらと飛んでいる姿が不気味だ。本州から四国・九州まで広く分布している。5月下旬から出現し、11月ころまで見られる。羽化した個体は集団で群れて生活している。
オス ♂

2022/8/18 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/200 F3.5 ISO 200 LrC

2016/10/18 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/2000 F3.2 ISO 200 LrC
メス ♀

2016/10/18 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/2000 F3.2 ISO 200 LrC
観 察 記
2022年6月28日 アジサイとのコラボは失敗
ハグロトンボの撮影をどんなシチュエーションで撮るか、やはりカワトンボは川での撮影がベストと考えた。近所の用水路や池にもたくさんいるのだが、全く絵にならないような草木の暗闇に潜んでいることが多い。そして今回、清流に出向き他のトンボの撮影も兼ねてハグロトンボの撮影を試みる。快晴の清流域ではたくさんのハグロトンボが河原ではなく、アジサイの周りにいた。したがって河原での撮影というもくろみはかなわなかった。そして、アジサイとハグロトンボの撮影に切り替えようとしたが、陽のあたるアジサイのところよりも暗いところが好きみたいで、こちらの思ったところには来てくれない。粘ろうと思ったが、今日は梅雨明け後のいきなり40℃近い気温。そんなに時間はかけられない、午前中は動きも活発で近づいて撮影しようとしてもすぐに逃げられてしまう。結局数頭と追いかけっこをしたが一枚も良いシチュエーションでの撮影ができなかった。