【科】アオイトトンボ科

【属】アオイトトンボ属

【和名】コバネアオイトトンボ
【学名】Lestes japonicus

 

唐金色をしてアオイトトンボにそっくりですが、胸部に白粉を帯びないので区別がつきます。ブルーの複眼がとてもきれいなイトトンボです。北海道から九州まで分布域は広いが産地は極めて局地的で絶滅に瀕してます。おもに平地や低山地の挺水植物が繁茂する池・沼・湿原の滞水などに生息してます。5月末ころから出現し10月後半ころまで見られます。

 

 

成熟しても、金緑色の胸部に青白い粉が帯びてきません。この胸部の金緑色の班がアオイトトンボと違い伸びない。それから頭部後ろの部分が、アオイトはほぼ全部、黒色班で覆われますが、コバネは頭部の上の部分だけ黒くなり、後ろの部分は若草色のままです。その2か所でおおまか見分けることができます。翅の付け根と、腹部第9・10節にのみ若干白い粉が帯びてきますが、アオイトのように身体全身には白粉はふきません。それにしてもブルーの瞳があざやかでとてもきれいです。

 

 

2009年9月22日撮影

 

 

2009年9月22日撮影

 

 

2009年9月22日撮影

 

未熟個体

2021年6月26日撮影

 

 

雌の腹部はアオイトトンボに比べて、さほど太くありません。意外に細いのでびっくりしたほどです。

 

雌の未熟です、体色がオレンジ色なのと顔面が緑色の金属光沢でとても綺麗です。

2016年6月17日撮影

 

 

2021年6月26日撮影

 

 

2009年9月22日撮影

 

 

 

ソニーストア

 

 

 

2021/6/26

 

このトンボに会うのは5年ぶり、ちょうど出始めのこの時期は未熟個体の体色が雄も雌もオレンジ色をしており、とても魅力的です。全国的に希少なトンボの為、生息が確認できるとホッとします。現地に到着したのは夕方のため、ISOをオートにしているとかなり高い値になってしまいノイズがひどくなります。そこで車から三脚を持ってきてSSを遅くしてと、いろいろと設定をいじくるのですが、このトンボは比較的おとなしくじっとしていてくれますので助かります。

 

 

2016/6/17

 

久しぶりの県外遠征で、河原のトンボ撮影をした帰りに、以前コバネを撮影した生息地に寄ってみた。時期的にはもう出ててもおかしくないのだが、散策しても見当たらない。15時過ぎてるし寝床へ帰ったかな〜、でもアオイトは夕方まで結構交尾などいるもんな〜と思い、水辺から離れたところを覗くと、サラサヤンマがホバリングをしていた。こんなところにサラサがいるんだ〜。しばらくサラサのホバリング撮影に夢中になる。20分ほどサラサと遊んでたが、いつしかいなくなってしまった。最後にもう一度コバネがいないか探してみると、足元からすーっと飛び立った。そしてすぐそばのヨシに止まると、なんと体色がオレンジの綺麗な雌。逃げられないよう、カメラを三脚にセットするしぐさを極力小さめにし、そっと写真を撮り始める。はじめてみる未熟固体だが、あまりにも綺麗で感動しながら撮影を続ける。しかし、時折吹いてくる風がマクロ撮影泣かせ、でも根気でがんばって撮影し、ようやく満足いく写真が撮れた。

https://tombozukan.exblog.jp/22917740/

 

 

2009/9/22

 

息子と二人で、前日の夜出発し、近くのSAで車中泊。朝7時にはSAを離れ、目的地へ。そして、ようやく出会えたコバネアオイトトンボ。生息域がかなりせばめられ、絶滅危惧種に指定されてます。その姿を観察するのは容易ではありません。しかし、このトンボに出会うと、雄の複眼がとてもきれいなコバルトブルーをしているので見とれてしまいます。とくに複眼上部を上から見たときが一番きれいです。アオイトよりはおとなしく撮影がしやすいです。

https://tombozukan.exblog.jp/237971734/