【科】イトトンボ科

【属】ヒメイトトンボ属

【和名】ヒメイトトンボ
【学名】Agriocnemis pygmaea

 

コフキヒメイトトンボに酷似した、日本で一番小さなイトトンボです。徳之島以南の南西諸島に生息していますが、生息地が局地的で準絶滅危惧種に指定されています。この日本一小さなイトトンボはコフキヒメイトトンボでも書きましたが、その種よりもやや上流域に生息していると思われます。コフキヒメは流れのゆるやかな水路や水田横の小さなゆるい流れに生息しています。しかしヒメイトトンボは源流域に近いような清流のそばの湿地や草地でよく観察しました。このイトトンボは低い草の間をぬうように飛んでいるため、見つけるにはしゃがんで目をこらさないと難しいです。思わず踏んでしまいそうなくらいのところを移動します。写真ではマクロで大きく写ってますが、ほんとに小さい!こんなイトトンボがいるんだ!と思ってしまいます。

 

 

モートンイトトンボをさらに小さくしたトンボです。あまりにも小さくて、飛んでいる姿がかわいらしいです。このトンボはコフキヒメと違い、基本的には粉はふかないのですが、希に粉を吹くのもいるとのことです。

 

 

 2008年8月28日撮影

 

 

コフキヒメの雌とそっくりで、混在している場所では区別するのに大変です。雌は成熟するにつれ緑色化していきます。まだ成熟個体は見たことがないのですが、緑色の草むらの中に真っ赤に輝くこの未熟個体も魅力のひとつです。

 

 

 2006年3月29日撮影

 

 

2006年3月29日撮影

 
 
 

ソニーストア

 

 

 

2016/9/4
 

9年ぶりにトンボ観察で沖縄です。仕事の合間ではなく完全なる休暇で、沖縄本島での観察は初めてですね。何日も前から観察スケジュールをたてて気合十分!早朝8時に現地に到着、目的のコモンヒメハネビロやリュウキュウギンヤンマを狙う。そして池を目指す。いつものトンボのバトル音が聞こえる(縄張り争いでトンボ同士の翅があたる音)。さて歩いて池に近づくと下草で動く物体を発見。なんのイトトンボだろう、アジアかアオモン?と思い、よく見るとなんとヒメイトトンボ!えっ?こんな公園の池の草むらにいるの?一眼ではまだ撮影していなかったのでマクロレンズに切り替えて撮影するが、起きて元気いっぱいなのかすぐに移動してしまう。前回、石垣島ではゆっくりじっくり撮れたのだが、その時と全然違う、元気良すぎ!結局、満足いく写真が撮れず、ヒメイトはあきらめ池でバトルしているトンボに切り替える。タイワンウチワとコモンヒメやベニヒメのバトルがすごい。ときおりリュウギンが入るが撮影できず。日陰の細い流れにリュウキュウトンボなんかいなか探索するが見当たらず、この場所での撮影はやめて次の目的へ移動。相変わらずの弾丸ツアーである。

https://tombozukan.exblog.jp/23207673/

 

 

2008/8/28
 

デイゴの花が綺麗な季節。思わず島唄を口ずさんでしまう。仕事の合間に、前から気になっていた場所へ探検です。林道ではオキナチョウトンボが群れをなして飛んでいます。爽快ですね、その群れの中にヒメハネビロが混じっています。そして車を停めて小さな川へ向かうと草むらに小さなイトトンボがたくさんいる。よく見てみるとヒメイトトンボだ!しかも雄がたくさんいる。水辺から離れているこんな場所に群れいているとは全く想定外だ。ていうか単なる小生の知識不足なんだろうね。今回は時間があるのでヒメイトトンボをじっくり撮影することにした。そして雄と雌のいい写真が撮れた。しかしこのトンボを撮影するのにしゃがんで、じっと呼吸を止めて撮影するので、このくそ暑いなかもうろうとしてくる。立って移動しようとすると立ち眩みの連発!こんなところで倒れたら誰も助けにこないから死んでしまうな。ヒメイトはほどほどにして川に行くとコナカハグロとヒメホソサナエがいる。しばらくその場で大きいトンボを待つが、一向に現れず。多分陽が沈むころでないと現れないだろうな。そろそろ現場に戻って現実に戻るか。

https://tombozukan.exblog.jp/238413741/

 

 

2006/3/29
 

このトンボとの2度目の出会いは家族旅行で石垣島に来た時である。石垣島での仕事で家を空けることが多く家族に沖縄の良さを知ってもらおうと思い計画。日本一早い海水浴も竹富島で計画!早朝の便で羽田から3時間かけて石垣島へ向かう。家族で観光を満喫し、トンボ観察の時間を作ってくれた。そして息子にいつものトンボの楽園へ連れていく。そこで下草をちょろつく赤いイトトンボを発見。この時期からたくさんのトンボが見れる石垣島はたまらないですね。帰りにバンナ公園で日本最大の蝶、オオゴマダラの蛹を観察する。この黄金の蛹は女王の風格がありますね。成虫も女王そのものです。  

https://tombozukan.exblog.jp/238355299/

 
 
2005/7/23
 

石垣島の仕事で2週間滞在中、仕事が始まる前の早朝の時間がもったいないので朝6時に起きてトンボ観察に出かける。現地に7時に着き、池面を見ると、トンボの楽園と化している。南国はすごいね〜、寝ているのがもったいない。とにかく片っ端から撮影するぞと意気込む。でかいトンボたちがバチバチとバトルをしているのを尻目に池面を覗くと小さな赤い物体が目に入る。アジアの未熟?いやなんだか違うような気がする。とりあえず撮影、結局何トンボかわからず、地元のトンボ仲間に写真をメールし同定をお願いした。するとヒメイトトンボの雌ではないかと返事がきた。まじか!これがこのトンボとの初めての出会い。小さすぎて撮影するのが滅茶苦茶大変であった。それにしても暑い!南国のトンボ撮影は暑さとの闘いである。  

https://tombozukan.exblog.jp/238319795/

 
 
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