アオナガイトトンボ

絶滅危惧Ⅱ類 VU

  • 【科】イトトンボ科
  • 【属】ナガイトトンボ属
  • 【和名】アオナガイトトンボ
  • 【学名】Pseudagrion microcephalum

日本では与那国島にのみ生息している。ムスジイトトンに似ているが、腹部が長いのと、眼後紋が大きいのが特徴。メスはアカナガイトトンボに似ているが地色が明るい緑褐色をしている。オスは午後になると、水辺をよくホバリングする。3月ころから出現し12月ころまで見られる。

オス ♂

アオナガイトトンボ

2023/5/27 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/1250 F2.8 ISO 200 LrC

アオナガイトトンボ

2023/5/27 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/500 F3.5 ISO 100 LrC

アオナガイトトンボ

2023/5/27 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/800 F5.6 ISO 200 LrC

アオナガイトトンボ

2023/5/27 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/2000 F5.6 ISO 800 LrC

交 尾

アオナガイトトンボ

2023/5/27 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F7.1 ISO 200 LrC

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観 察 記

2023年5月27日 琉球エアコミューター

現実逃避するには島は最高の場所だ。昨年、与那国島に行く計画を立てていたが、新型コロナの関係でキャンセルとなり行けなかった。しかし、今年こそ行くぞと思い計画をたてたが、台風2号が発生した。しかし、ノロノロのおかげで石垣島・与那国島遠征をすることができた。久しぶりのRACとのことで興奮しまくりである。40名ほど乗れるプロペラ飛行機である。石垣空港を飛び立つと、西表島の横をとおり与那国島へ向かう。次は西表島へ行くぞ思いながら上空から西表島を眺めていた。与那国空港へ着陸すると、空港内やレンタカー屋など、ドクターコトーのポスターがあちらこちらに貼られているので、ドクターコトーの島に来たなと実感させられた。

観察記

2023年5月27日 ドクターコトー診療所

与那国島に来た目的は、この島にしか生息していない、アオナガイトトンボの撮影である。生息場所に到着すると、アカスジベッコウトンボが元気に飛び回る中、その姿はなかった。行けば必ず見れると思ったので焦る。10時過ぎなのでいてもおかしくない時間だが、いないのである。しかたがないので、アカスジベッコウトンボの撮影をするがアオナガが気になるので、少し暗がりの場所を探索するとオスが1匹葉先にとまっていた。正直ほっとした。しかし、かなり暗いが三脚がないので手持ちでがんばって撮影する。昨日の於茂登岳と同じ状態だ。この1匹撮影していると、別の個体が現れた。アオナガはのんびりしているのかもしれない。昼近くなってきたので、一旦この場所を離れ、行きたかったドクターコトー診療所へと向かった。到着するとドラマと同じで、なんだか嬉しくなった。入館料を払うが無人のため、お金を入れるボックスに300円を入れ、診療所内を見てまわる。ロケで使った自転車やヤシガニのカップラーメンもあり、ドラマの場面が回想される。土曜日だが観光客は少なく、ゆっくりと堪能することができた。この後は、志木那島漁業協同組合でランチをいただき、完全にミーハーになってしまった自分がいた。ランチのあとはアオナガの撮影に戻ると、水辺はアオナガの天国となっていてびっくりした。

観察記