アカナガイトトンボ

  • 【科】イトトンボ科
  • 【属】ナガイトトンボ属
  • 【和名】アカナガイトトンボ
  • 【学名】Pseudagrion pilidorsum pilidorsum

頭部から胸部にかけて赤く、腹部が長いイトトンボ。平地や丘陵地の挺水植物が繁茂する、ゆるやかな比較敵きれいな流れに生息。沖縄本島以南の南西諸島に生息し、3月下旬から12月ころまで見られる。

オス ♂

アカナガイトトンボ

2019/5/24 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 200mm 1/800 F5.6 ISO 200 LrC

アカナガイトトンボ

2008/10/29 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/400 F2.8 LrC

連 結

アカナガイトトンボ

2023/5/27 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 200mm 1/1250 F5.6 ISO 200 LrC

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観 察 記

2023年5月27日 困った

2006年以来、17年ぶりの与那国島。台風が近づいているとは思えない快晴の天気だ。半日滞在の強行軍だが、与那国島でのトンボが観察できる場所は少なく、余った時間は島内観光。ドクターコトーの診療所に寄ったあと、南牧場方面へ向かうと写真のように馬が道路をふさいでいる。なかなか馬は動かないので仕方なくUターンをし、遠回りで久部良港へ向かった。訪問前にドクターコトーのドラマの再放送を見ていたので、ロケ地の漁港食堂でお昼を食べるのを楽しみにしていた。お店の看板は、ドラマで使った志木那島漁業協同組合となっていて、嬉しくなり思わず写真を撮ってしまった。この年になってもミーハーだなと。

観察記

2019年5月24日 いろいろいすぎて

11年ぶりの再会。やんばるトンボ観察ツアーを計画し、2日目にオキナワコヤマトンボを清流で待ち構えていると、足元をアカナガのつがいが横切った。まだメスのまともな写真が撮れてなかったのでチャンスと思い近づくが、結構敏感ですぐに逃げてしまう。追いかけっこの始まりである。警戒心が強く三脚固定をしている間にさっさと移動してしまう。結局根負けしピンボケのこんなショットしか撮れなかった。トンボの楽園ではいろんな種がひしめいているため、落ち着いて撮影することができない。このトンボを狙っているときにもオオキイロが目の前を横切ったり、カラスヤンマが横切ったりと集中できない。うれしい悲鳴だが、まともな写真が撮れないようでは来ている意味がない。

観察記

2008年10月29日 目暗打ち

初撮影から3年後、また、このトンボに出会った。いろいろなアングルからの撮影ができ、満足いく写真が何枚か撮れたのがうれしかった。しかし撮影は容易ではなかった。足場の悪い溝川では、被写体まで手を伸ばし、コンデジを近づけ、とにかくシャッターを押して撮影する。生息場所に固体数があまりいないので、被写体に逃げられてしまうと、次を探すのが結構疲れるので必死になる。

観察記

2005年7月23日 とにかく長い

石垣島の用水路はきれいで、いろいろな種のトンボが生息している。とくに流れでは、アオモンイトトンボに混じって、このトンボが姿を現す。とにかく証拠写真を撮りたくてやみくもにシャッターを押す。このトンボの腹部は本当に長いので、ファインダーに入れるの苦労する。家へ帰ってきて、パソコンへ取り込んでみると、写りの悪い写真のオンパレードでがっかりしてしまう。

観察記