【科】ヤンマ科

【属】ギンヤンマ属

【和名】リュウキュウギンヤンマ
【学名】Gynacantha ryukyuensis
 

日本産ギンヤンマ属中、最大のトンボです。とにかく大きい。飛んでいる姿も雄大です。南西諸島に分布し、八重山諸島では通年見られるそうです。おもに平地や池・沼などの挺水植物が繁茂する水域に生息してます。

 

 

雄はギンヤンマに比べ腹部が細く、長いです。腹部にある斑紋も特徴的ですぐにわかります。鼻の部分を上から見ると、ギンヤンマは横棒一本という感じですが、リュウキュウギンヤンマはTのような文字っぽい感じで区別がつきます。(2枚目の写真参照)ギンヤンマほど同じ水域には滞在せず、少し離れた山間の開けた部分でも飛翔している姿をよく見ます。

 
 

2016年9月3日撮影

 

ギンヤンマとの比較です、リュウキュウギンヤンマのほうが腹部が長いのがわかります。顔面の黒い斑紋の模様の違いもわかります。(矢印部分)

2016年9月3日撮影

 

 

雌は後翅の茶色い斑が特徴的です。単独で水域にはいっては産卵場所を探しにきます。

 
 

2005年7月23日撮影

 
 

このギンヤンマは腹部が長くギンヤンマの中では最大級。飛んでいると、ギンヤンマより暗っぽく、腹部が長いので見分けられます。沖縄では、まずギンヤンマの数がすごいので、その中に混じっている場合がありますが、ひときわ大きいのでわかります。そして現地で早速リュウギンに出会うのだが、ギンヤンマのように同じ場所には長くいないので、撮影に時間をかけていられません。そこで飛翔撮影をそこそこ終えると演出用に捕獲を試みるのですが、リュウギンも危険を察知したのか、どこかへ飛んでいってしまった。しかし、やんばるの山道を走っていると、開けた草地の上で飛んでいるのを見かける。今回なんとか飛翔撮影できたところは、その開けた草地の上を同じルートで飛翔しているので置きピンで連写。バリピンとまではいかないが、HPに載せられる写真が撮れたのでよしとしよう。そこで念のため、本当にリュウギンなのか一応捕獲して確認。得意の演出撮影で間違いないことを確認した。

(2016.9.3)

 

2008年に再度訪れた時、池のほうで雄を間近で見た。でもすぐにどこかへ行ってしまい撮影することはできなかった。このトンボは海岸でもよく見かける。宮古島へ行ったときは台風が近づいている暴風の中、浜辺を飛んでいた。しかも風速15mはあろうかという向い風に向かって飛んでいる。というか止っているように見える。このトンボの飛翔撮影するにはばっちりのシチュエーションだが、そんなとき限ってカメラはホテルにおきっぱなのである。

(2008.10.29)

 

タイワンウチワやヒメハネビロの静止個体を撮影していると、突然でかいトンボがやってきた。最初はなんのトンボかわからず、急遽ダイソーで買った100円の網で捕獲してみた。ギンヤンマだ、でもちょっと大きい。沖縄産のギンヤンマはでかいと思っていたがこんなにでかいギンヤンマとは、ひょっとしてオオギンヤンマか、とりあえず写真を撮りあとで図鑑で調べることにした。調べたらなんとリュウキュウギンヤンマだった。しかも雌。オオギンヤンマより大きいとのことでまたびっくりだった。そういえば、近くの川で飛んでいたのはこれの雄?と思い川へ出向くと2・3匹飛んでいた。遠目で見ても大きいというのがわかる。雄だ、雄も見てみたいが川の足場が悪い為、断念。

(2005.7.23)