【科】ヤンマ科

【属】アオヤンマ属

【和名】ネアカヨシヤンマ
【学名】Aeschnophlebia anisoptera
 

アオヤンマと同じく、蜘蛛を食べる大型のヤンマ、ネアカヨシヤンマである。ヤンマの仲間は腰がくびれているのが多いのだが、このトンボは逆で寸胴である。日中、さんさんと日が照りつける池や沼まどを飛ぶヤンマ類と、朝夕の太陽がない時間帯を主な活動時間にしているヤンマとがあるが、このトンボは後者にあたる。翅の付け根が赤褐色色をしているのと、ヨシ原などに生息していることから根赤葦ヤンマとつきました。森林がある平地や丘陵地の池や沼・用水路などに生息し、6月ころから羽化し始め、9月上旬ころまで見られます。早朝、朝焼け前の時刻に行動をし、日が昇りきると活動をやめ休息にはいります。そして、夕方黄昏時にまた動きだし、空高く滑空をし活動をします。完全に日が落ちてあたりが暗くなると活動をやめます。新潟や関東(群馬を除く)以南から九州・四国地方に生息していますが、生息場所が希で近年絶滅危惧種に指定されてしまいました。

 

 

雄は成熟すると、きれいなブルーの複眼になります。翅の基部が赤茶色をしており、後翅は全体的に赤褐色です。高い空を飛び回ります。

 
 

2019年8月10日撮影

 

 
雄は朽ち木や泥土などに産卵するため、かなりするどい産卵管をもっています。
 
 

2006年8月13日撮影

 
 

13年ぶりのネアカ撮影である。先週もネアカぶらさがりを探索にでかけたが空振りで終わっていた。 今回別の場所での探索で久しぶりに出会えた。お盆休み初日で道路や駐車場の混雑を心配したが、取り越し苦労でいたって平常だった。到着してすぐにぶら下がり場所を探すが気配がなく別の場所へと移動。しかしなかなかその姿は見つからない。公園では同じようなトンボ撮影者がたくさんいる。そんな中でネアカがぶらさがっているとの情報を得てすぐに移動。老熟していて翅がボロではあるが久しぶりの対面に嬉しさ倍増です。何人かが撮影していて、最大10人近く集まりネアカの撮影会になってしまった。すごい人気者です。(2019.8.10)

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上空高く、ゆうゆうと飛ぶこのトンボの撮影は容易ではない。初めてネアカを見たときも天高く飛んでおりよくわからなかった。止っているネアカを探すのも容易ではない。ならば一度は網で捕獲して観察するしかない。しかし、あれだけ高く飛ぶネアカは捕獲するのも容易ではない。従って観察ができないのである。あきらめるしかない。しかし、チャンスはやってきた。

ネアカが比較的低いところを飛ぶ場所を見つけたのである。しかも夕方より早朝のほうが、時間がたつにつれ日が昇ってくるので撮影しやすい。なので、車中泊です。ネアカの現場で早朝4時30分に起床。そして準備をして行くとすでに数頭飛んでいる。飛んでいる飛翔隊の中にはギンヤンマ・カトリヤンマが混じっておるが、ネアカは大きいので焦らずよく見れば特定できる。日が昇りきった 6時ジャスト 、自分の寝床に散っていったのである。(2006.8.13)

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