【科】ヤンマ科

【属】ギンヤンマ属

【和名】クロスジギンヤンマ
【学名】Anax nigrofasciatus nigrofasciatus
 

胸部に黒い筋が2本あるところからこの名がつきました。このトンボは同属のギンヤンマとは違い、丘陵地の木が生い茂るような暗い池や、山間の池などに生息し、平地の開放水面を主戦場としているギンヤンマとはあきらかに生息環境が違います。

本州・四国・九州と南西諸島の北部の一部地域などに生息し、4月ころから6月ころまで見られます。そして秋には少し小さめの個体が発生することもあります。

 

 
雄の腹部には、あざやかな瑠璃色が裏面にまであり、裏面が銀色に輝くギンヤンマとは違います。
 
 

2003年6月29日撮影

 

未成熟

2015年5月23日撮影

 

 

黄色味の強い体色をしています。ふらっと池に現れて産卵場所を探し、単独で産卵を開始します。水中の朽ちた植物などに産卵をします。

 
 

2015年5月30日撮影

 
 

山間の池には必ずと言っていいほど、クロスジギンヤンマがいます。雄の飛翔撮影をがんばっていると、ふらっと空から舞い降りてきた。ようやく撮れた雌の産卵写真、横からのショットも撮りたかったが、それはなかなか難しかった。それにしても雄の飛翔撮影ですが、ゆっくり飛んでいるのにバリピンで撮れない 、情けない。

(2015.5.30)

 

ギンヤンマの仲間に、このようなダークなイメージ(私が勝手に思っているだけかも)のある、かっこいい種がいるなんて、この世界を知るまで、知りませんでした。それを知ってしまうと、早くこのトンボが見たくて見たくてたまらなくなり、丘陵地の池へ行きました。早速、池の岸を周回している雄をネットインして、取り出して見ると胸部に黒い筋があり、鮮やかな瑠璃色に染まった腹部がとてもきれいで、一目惚れをしてしまいました。デジタルカメラを持ち、まだ間もない時期だったこともあり、飛翔撮影ができない小生はネットインでの撮影がメインで草に止らせて撮るのに苦労しました。早くかっこいい飛翔撮影ができるのを夢見て 。

(2003.6.29)