【科】ヤンマ科

【属】コシボソヤンマ属

【和名】コシボソヤンマ
【学名】Boyeria maclachlani
 

腰細ヤンマ。他のヤンマと比べ、腹部第3節が異常に細いのでこの名前がつきました。流水域の黄昏ヤンマで早朝と夕方時に活動します。結構大型のヤンマですが、飛び方はせせこましく、狭い範囲をちょこまかと飛びます。平地や丘陵地などの木陰の多い流れに生息し、6月下旬から9月末ころまで見られます。北海道の一部地域から本州・四国・九州・南西諸島北部の一部離島に生息しております。

 

 

写真のように、かなり細い腹部が特徴のヤンマです。

 
 

2006年8月6日撮影

 

 

図鑑でしか見たことがないトンボを初めて見るときは、わくわくするものである。しかし、黄昏ヤンマの撮影は早朝か夕方でなかなか腰があがらないのです。ようやく、このトンボを撮影するチャンスがやってきて、期待に胸をふくらますのである。しかし、丘陵地の薄くらい川なんて誰もいなく、一人だったらめちゃくちゃ寂しいと思う。まだ息子がいっしょなので寂しさを紛らわすことができた。真夏の薄くらい川では、汗臭い俺たちにまとわりつく蚊との戦いでもある。虫除けスプレーは藪の中ではまったくきかない。そして、日も落ちてきて、だいぶ薄暗くなってきた。その時である、なんかちょこまかと動き回る物体を発見。暗くてよくわからない。もしやコシボソでは、こんな暗闇の川で飛翔写真なんか撮れるわけがない。狭い範囲をちょこまか飛ぶので一発でネットイン。すると、それはコシボソだった。もっと悠然と飛ぶトンボかと思ったら、こんな狭い空間をちょこまかと飛ぶとは意外だった。そしてこの貴重な1匹を得意の演出撮影。逃げられないかドキドキである。とくに初見だとなおさら。撮影が終わった後は、ぼこぼこになった腕に薬をぬりまくり、かゆみに耐えながら運転するのであった。