【科】オニヤンマ科

【属】ミナミヤンマ属

【和名】カラスヤンマ
【学名】Chlorogomphus brunneus brunneus
 

ミナミヤンマの沖縄本島特産亜種。雄はミナミヤンマに非常に似ており区別するのが難しいとされている。しかし雌は黒い翅が特徴で一目瞭然、名前のカラスヤンマもこの雌の姿からつきました。4月下旬から出現し8月初めころまで見られます。沖縄本島本部以北の山間の渓流域に生息しており、林道の上をゆうゆうと飛ぶ姿を見ることができます。

 

 

オニヤンマに酷似していますが、オニヤンマよりやや小柄でスリムです。ミナミヤンマの雄と非常に見分けがつかないと言われておりますが、写真 の雄の腹部の黄色班が少ないのでカラスヤンマ雄だと思います。現地にいた雌がすべてカラスヤンマだったのもカラスの雄ではないかと思われます。

 
 

2019年5月25日撮影

 
 

2019年5月24日撮影

 

 

名前の由来にもなっているこの雌の黒い翅はすごいインパクトがあります。チョウトンボやカワトンボで黒っぽい翅を持つものはいますが、この大きさでの黒い翅は迫力満点です。オニヤンマと違い雌はどうどうと日中から水辺の上空を飛んでいます。比較的ゆっくり飛ぶので飛翔撮影がしやすいですが、すべて下からのショットになってしまいます。腹部は細く、先端がふくらんでいるのが独特です。

 
 

2019年5月23日撮影

 
 

2019年5月26日撮影

 

 
 

2019年5月25日撮影

 
 

いよいよ、やんばるツアーのトンボ観察最終日となった。連続してやんばるの森探索を行ってきたが、実はオキナワミナミヤンマを撮影したかった。しかし超難易度の高い絶滅危惧種を、そうやすやすと見つけることはできなかった。やんばるの林道をくまなく走って感じたのは、カラスヤンマは、ここ沖縄やんばるでは非常に普通種であ る。時期的なものかもしれませんがリュウキュウギンより多い。そんななか4泊5日のツアーの中でオオシオカラトンボの次に多く見たのはこのカラスヤンマかも知れません。(2019.5.26)

 

2007年7月に初めて遭遇して以来、12年ぶりの再会である。今回はこの種の撮影目的できているので非常に楽しみであった。そして沖縄に到着してレンタカーを借り、一気に北上しホテルのチェックイン前にひとっ走り! 最初、名護岳でオキナワトゲオトンボを撮影し、夕方に飛ぶオオメトンボ狙いでやんばるの池へ向かう。 池に到着すると、そこにはカラスヤンマ雌が飛んでいる!おっと一気にアドレナリン噴出、こんなところにカラスヤンマがいるなんて。すぐさま望遠レンズを装着し飛翔撮影をする。このヤンマは悠々と飛んでいるので撮影しやすい。いよいよ今回のツアーが始まったな〜と実感した瞬間であった。(2019.5.23)

https://tombozukan.exblog.jp/d2019-05-23/