ヤエヤマオオシオカラトンボ

  • 【科】トンボ科
  • 【属】シオカラトンボ属
  • 【原名亜種】オオシオカラトンボ
  • 【和名】ヤエヤマオオシオカラトンボ
  • 【学名】Orthetrum melania yaeyamense

オオシオカラトンボの八重山型は、2013年、DNA解析によってオオシオカラトンボの亜種となった。宮古島以南の八重山諸島までヤエヤマオオシオカラトンボ(八重山個体群)となる。正直、オスはほぼ同じに見えるが、メスの腹部に特徴がある。腹部第3~6節のへりに黒色条がある。胸部と腹部の堺の黄色い部分が明瞭になっていて、本土型は黒くつぶれている。

オス ♂

石垣島産

ヤエヤマオオシオカラトンボ

2023/5/28 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/640 F5.6 ISO 400 LrC

石垣島産

ヤエヤマオオシオカラトンボ

2023/5/28 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/320 F5.6 ISO 400 LrC

石垣島産

ヤエヤマオオシオカラトンボ

2023/5/28 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1250 F5.6 ISO 400 LrC

西表島産

ヤエヤマオオシオカラトンボ

2005/7/24 - SONY DSR-TRV30 F1.8 42.0mm 1/500 F4.0 LrC

メス ♀

石垣島産

ヤエヤマオオシオカラトンボ

2008/8/30 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/60 F2.8 LrC

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観 察 記

2023年5月28日 キノボリトカゲ

石垣島では、トンボ観察をしていると、キノボリトカゲに必ず出会える。このトカゲの生息地に足を踏み入れているのだから当然ではあるが、本当に個体数が多い。ヤエヤマオオシオカラは陰湿な水辺を好むので、そのような場所に行かないと見られない。メスに特徴があるので、メスを撮影したかったが、今回は見つけることができなかった。オスをいろいろな角度から撮影したかったが、なかなか近寄れず厳しかった。

観察記

2006年5月19日 紛らわしい

2度目の西表島。林道の入り口に到着、車はここまで。ここからは徒歩。社員旅行できているので同僚は半そで短パン。私だけ長袖にジャンバー持参。そして、林道を歩いていると茂みに黄色い物体。もしやキイロハラビロ?いや、よく見るとオオハラビロだ。紛らわしい。しばらく歩くと、また黄色い物体がいる。胸の太い2本の黒色条がある。腹部がオレンジっぽい。今度こそキイロハラビ?でもなんか違う、もう一度撮影しようとしたときには、すでにいなかった。そして夜、ホテルに戻りネットで検索してみるとオオシオカラとわかった。確かに、林道入ってすぐの所にいるはずがない。

観察記