タイリクショウジョウトンボ

  • 【科】トンボ科
  • 【属】ショウジョウトンボ属
  • 【和名】タイリクショウジョウトンボ
  • 【学名】Crocothemis servilia servilia

ショウジョウトンボの原名亜種。トカラ列島以南に生息。本土に生息するショウジョウトンボより若干小型。腹部に黒い筋が入っているのが特徴。八重山諸島では、ほぼ1年中観察することができる。

オス ♂

タイリクショウジョウトンボ

2023/5/26 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1250 F5.6 ISO 200 LrC

タイリクショウジョウトンボ

2016/9/3 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/320 F8.0 ISO 200 LrC

タイリクショウジョウトンボ

2016/9/3 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/250 F8.0 ISO 200 LrC

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観 察 記

2023年5月26日 ヒカゲヘゴはいいね

久しぶりの石垣島遠征。タイリクショウジョウは、止水域や日当たりのよい用水路でよく見かけるが、今回の遠征では少なく感じた。その代り以前来た時に見ることがなかったアカスジベッコウが増えている。遠征ではトンボにばかり夢中になり景色をあまり撮らないのだが、あらためて見ると、あちらこちらにヒカゲヘゴがあり、ここはジャングルの島なんだと感じる。

観察記

2019年5月26日 見つめられて

久しぶりの沖縄やんばる遠征でオキナワコヤマを撮影しようと生息地に行く。川のほとりでじっくりとこちらを観察しているタイリクショウジョウ、最初は見向きもせず、じっとコヤマを待つが、いっこうに来る気配なし。そしてカラスヤンマのオスを捕獲し演出撮影をしながらコヤマを待つが全然こない。24日にメスの撮影が出来たのでオスを期待したが、これ以上時間をとられるのももったいないと思い引き上げる。しかし、じっとこちらを見ているショウジョウが気になり撮影。腹部の黒い筋がタイリクショウジョウのあかしである。

観察記

2016年9月3日 熱中症対策

沖縄本島での初撮影。晴天の中、この真っ赤な色がとても映える。フェラーリのイタリアンレッドに似ていて、かっこいい。顔面から腹部の先まで真っ赤。しかも、縄張り意識が結構つよく激しくバトルをする。しかし炎天下の中の撮影は自殺行為に等しい。したがって昼になると一旦撮影をやめ、沖縄そばを食べ、そしてクールダウンしに近くの浜でシュノーケリング。海岸にはサンゴと同化しているヤドカリ。なんだかほっこりします。沖縄の海は気持ちがいい。熱中症対策には最高だ。

観察記

2005年7月21日 でかいコウモリ

南西諸島版ショウジョウトンボ。初めて見たときはただのショウジョウトンボと思った。石垣にもいるんだなと、とりあえず撮っておこうという程度。ところが図鑑を眺めていて、それがタイリクショウジョウトンボとわかったとき一変した。未観察種が増えたのだ。本土のと比べて黒い筋があるかないかで見分けられる。観察した石垣島でも止水域の水辺では必ず観察することができる。そして撮影に夢中になっていると、バサバサと大きな音が、そして木を見ると見たことのない生物が。なんとコウモリらしい。しかもでかい。南国はカタツムリもそうだが、生き物がでかい。

観察記