【科】トンボ科

【属】シオカラトンボ属

【和名】オオシオカラトンボ
【学名】Orthetrum triangulare melania
 

名前のとおりシオカラトンボをでかくしたトンボ。オオシオカラトンボは、シオカラトンボと違い丘陵地の薄くらい場所に生息しております。顔面が真っ黒なので、シオカラと区別がつきます。雌は地域によって特異な特徴があることから3つに分類されております。(本土型・琉球列島型・八重山型)平地や丘陵地や樹林の縁にある池沼・湿地・田など、少し薄くらい環境を好んで生活しております。5月中旬から10月末ころまで見られますが、八重山産は3月下旬あたりから発生しはじめます。

 

 
雄は成熟すると全身に白粉をまとい羽の基部まで粉を帯びてきます。
 
 

2016年8月3日撮影(関東産)

 

 

雌は地域によって特異な特徴があることから3つに分類されております。本土型、琉球列島型、八重山型 。

 

本土型:腹部の半分以上が黒班で覆われています

2009年7月20日撮影

 

八重山型:腹部8節から10節が黒く覆われ、3節〜6節のへりに黒色条があり、本土型との違いがはっきりしてます。

2008年8月30日撮影

 
 

なんとも奥の深いトンボである。これだけの地域変異があるとは思ってもいなかった。というか立派な図鑑を持っていても、興味の少ない種のページは見向きもしなかった。しかし、図鑑とうたっている以上はちゃんと調べなきゃと思い図鑑を見ていると、なんと南西諸島では地域変異がある。しかも偶然にも奄美や西表で邪険にせず撮影していたのである。それがわかってからは、本土型も真剣に撮影するようになった。

(2009.7.20)