【科】トンボ科

【属】オオメトンボ属

【和名】オオメトンボ
【学名】Zyxomma petiolatum
 

国内では南西諸島に分布。複眼が大きく腹部第4節以降が極端に細い。全身が褐色で陽が沈むころから活動するので、非常にわかりずらい。おもに平地や丘陵地の森林に囲まれている池沼や溝川、流れの緩流なよどみに生息してます。4月中旬から出現し11月ころまで見られます。

 

 

夕方、薄くらい池に出現し、活発にちょこまかと往復飛翔し、雌を見つけるとすぐに交尾します。複眼が大きく腹部が細いのがよくわかります。

 
 

2019年5月25日撮影

 
 

2019年5月25日撮影

 
 

2019年5月25日撮影

 

 

雌はオスより薄茶色をしており、腹部は若干太いです。

 
 

2019年5月25日撮影

 
 

今回のやんばるトンボ観察ツアーで絶対に撮影したい種のひとつでした。目星をつけていた池ではそれらしい姿を見たのだが確定できず、夕暮れの暗やみの中では判別がつきませんでした。後日もう一度その池で、それらしきトンボがやってきて、ネットインして念願の瞬間を待ちわび確認すると、それはリュウキュウトンボの雌でした。なんだかがっかり、初見なのにがっかりしてしまうこの気分はなんだろうと。リュウキュウトンボよりオオメトンボのほうが自分の中ではプライオリティが高いのかもしれない。そして3日目、今日発見できないと悲壮感がましてくる。しかしその姿というか気配も感じなかった。そこで急遽予定変更し、別の場所を探すことに。時間に余裕がない中焦る。そして目星をつけた池に向かう途中、樹林に囲まれた小さな池を発見した。まだ陽があるのでベニトンボやハネビロトンボがバトルをしている。でも陽が沈むと出てきそうな雰囲気バリバリである。そしてネットで目星をつけた池に行くがそこはとてもいそうな所ではなかった。そしてちょうど陽が落ち、先ほどの池を覗きに行く。いい感じで池がすっぽり日陰にはいっていた。池の淵でじっと待っていると、念願の固体が姿を現した!これは間違いない、茶色の細い固体がちょこまかと飛んでいる。すかさずネットインして確認するとオオメトンボのオスだった。すると池に何頭ものオオメトンボが出現し、気が付くと10頭以上は群れている。今までの池での探索はなんだったんだろうと思うくらいの数である。これだけいればゆっくり観察できる。雄雌両方演出撮影を終え、ちょこまか飛ぶオオメの飛翔撮影にチャレンジするが薄くらい中での撮影はなかなかカメラを手持ちでは厳しい。そこで三脚で置きピンに変更。目の前をちょこまか飛ぶ固体をめくら打ち!そしてなんとか撮れたのが上の写真です。1時間ほどオオメトンボと遊ぶ時間がとれほっとしました。トンボ探しはこれだから面白い。(2019.5.25)