オオキイロトンボ

  • 【科】トンボ科
  • 【属】オオキイロトンボ属
  • 【和名】オオキイロトンボ
  • 【学名】Hydrobasileus croceus

全体的に黄褐色のやや大きめのトンボです。翅の先や後翅に褐色斑があります。国内では沖縄本島・石垣島・西表島で記録されており、ほぼ定着したと考えられる。八重山諸島では5月上旬から出現し、10月末ころまでみられる。おもに平地や丘陵地の挺水植物がよく繁茂する池沼や水田・水路に生息している。

オス ♂

オオキイロトンボ

2008/8/30 - Canon IXI DIGITAL800 IS 23.2mm 1/250 F5.5 LrC

交 尾

オオキイロトンボ

2008/8/30 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/200 F5.5 LrC

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観 察 記

2019年5月24日 神出鬼没

カラスヤンマの飛翔撮影をしていると、突然オレンジ色に輝くトンボがやってきた。最初なんだかよくわからなかったが、オオキイロトンボだと気付いた。全く想定していないところに現れるからびっくりである。カラスヤンマからオオキイロに飛翔撮影を切り替えるが逆光でダメダメである。そうこうしているうちに森のほうへ消えていった。前回の石垣でもそうだが神出鬼没なんだろうか。このあと、川のほうでオキナワコヤマトンボを待っていると、いきなりつがいで現れた。また突然きたので見ているだけで撮影できなかった。その個体は産卵せず、素通りしていってしまった。

観察記

2008年8月30日 ダメダメ

このトンボが現れるとは全く予測していなかった。いつもの撮影場所で、アカナガやヒメキなどを撮影したり、時折やってくるギンヤンマの飛翔などを撮影していた。すると今まで見たこともない中型のトンボがやってきた。ひょっとして、まだ撮影できていないオオキロか。オス・メス連結個体が2セットやってきたのだ。アドレナリンがいっきにあがった。しかもゆっくり飛翔するので、いい飛翔写真が撮れるかもと色気を出すがダメダメ写真の連発。だいたいコンデジでいい飛翔撮影なんて撮れるわけがない。

観察記