オオハラビロトンボ

  • 【科】トンボ科
  • 【属】ハラビロトンボ属
  • 【和名】オオハラビロトンボ
  • 【学名】Lyriothemis elegantissima

ハラビロトンボをひとまわり大きくしたトンボ。九州の大分・宮崎・鹿児島の太平洋沿岸域と、南西諸島の沖縄以南の島々に分布するが、産地は極めて局地的である。平地や丘陵地の森陰など、薄くらい茂みで縄張りをはる。八重山諸島では4月下旬から11月中旬ころまで見られる。

オス ♂

オオハラビロトンボ

2008/8/26 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/100 F2.8 LrC

オオハラビロトンボ

2008/8/26 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/200 F5.6 LrC

オオハラビロトンボ

2008/8/26 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/200 F5.6 LrC

メス ♀

オオハラビロトンボ

2016/9/25 - SONY DSR-TRV30 F1.8 13.9mm 1/60 F2.8 LrC

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観 察 記

2005年8月1日 白い妖精

丘陵地の薄くらい道路脇を散策していると、なんかグロテスクなトンボがとまっている。ハラビロそっくりだが、大きい。オオハラビロのメスのようだ。しかし、薄くらくてハブが出てきそうな場所だ。一人でそのような場所で撮影していると、このトンボの骸骨のような顔と雰囲気で、すごく怖くなってしまう。ハブがいないか、足元を何度も確認する。特にメスは模様もグロテスク。トンボ撮影で、こんなに怖い気持ちで撮影したことはなかった。南の島で一人で撮影するのは寂しいものだ。そんな中、白くて大きなオオゴマダラがひらひらと飛んできた。まるで妖精のようだ。

観察記