【科】トンボ科

【属】チョウトンボ属

【和名】オキナワチョウトンボ
【学名】Rhyothemis variegata imperatrix
 

羽が鼈甲(ベッコウ)のような模様のチョウトンボ。以前はベッコウチョウトンボとも言われていた。南西諸島の徳之島以南が分布域であるが、徳之島や沖永良部島では定着かどうかはわかっていない。八重山諸島では定着しており、羽化水域から少し離れた開けたところで集団で飛んでいる姿をよくみかけます。

 

 

雄は雌より腹部がすらっとしています。雄の翅は前後とも先端が褐色です。縄張りをはり、他の雄が入ってくると威嚇します。普段はひらひら飛ぶのですが、敵がくるとものすごいスピード(まさしくトンボ)で追い払います。

 
 

2016年9月4日撮影

 
 

2008年8月29日撮影

 

 

雌はやや寸胴な腹部をしています。チョウトンボとほぼ同じ。雌の翅は前翅の先端が無色透明で、飛んでいてもすぐにそれとわかります。

 
 

2016年9月4日撮影

 

 

久しぶりの沖縄トンボ撮影ツアーで、一眼でちゃんと撮影したかった。でも非常に敏感で近づくとすぐに逃げられる。関東のチョウトンボと同じである。しかし、じっと動かないで止まりそうな植物の前でかまえていると止まってくれる。そこが狙い目。しかし芯の弱い植物に止まるので、ちょっとした風で揺れるのである。この風の揺れがにくい!すかさずシャッタースピードをあげて撮影。ようやくまとまのが撮れた。そして雌が打水産卵をしている。思わず連写!初めて鼈甲柄の飛翔がきれいに撮れた!嬉しいね〜それにしても暑い。

(2016.9.4)

 

ギターをひいていたころ、べっ甲のピックが硬くて弾きやすくかっこよかった。これほどまでにべっ甲にそっくりな翅をもつものにはびっくりした!翅をそのままピックにしてしまいそうなくらいである。実はこのトンボ、翅の模様で雄と雌の区別がつくのです。上の写真をよーく観察してみてください。チョウトンボの性質上、やはり群れをなして飛んでおります。その群れをファインダーの中にたくさん入れて撮りたいのですが、人の気配を感じると、少しずつ遠くへ移動していきます。群れを見つけてはその真下へ行き、カメラを構えるのですが、すぐにばらけてしまいなかなかむずかしいです。

(2008.8.28)