ネキトンボ

  • 【科】トンボ科
  • 【属】アカネ属
  • 【和名】ネキトンボ
  • 【学名】Sympetrum speciosum speciosum

翅の基部が橙色をしていることから根黄トンボと名がついた。全身真っ赤なアカトンボで胸に一本の太い黒条があるのが特徴。新潟・福島より西に分布し、丘陵地や低山地の森林に囲まれた池などに生息している。5月中旬ころから出現し、11月初めころまで見られる。

オス ♂

ネキトンボ

2022/10/23 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1000 F5.6 ISO 400 LrC

ネキトンボ

2011/8/27 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/250 F5.6 ISO 200 LrC

ネキトンボ

2011/8/27 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/320 F6.3 ISO 200 LrC

メス ♀

ネキトンボ

2023/8/7 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 230mm 1/200 F5.6 ISO 200 LrC

連 結

ネキトンボ

2023/10/7 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1000 F5.6 ISO 200 LrC

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観 察 記

2017年10月18日 白い目で見られてる

久しぶりの丘陵地で赤トンボ三昧。天気が良く期待通りの赤トンボ天国だ。まずネキトンボが活発に活動している。そしてキトンボもボチボチ現れて、水辺はにぎやかになる。そこにマユタテの交尾態が入ってきたり、ミヤマアカネが飛び込んできたりと撮影するのに右往左往。落ち着いて撮影することができない、うれしい悲鳴をあげる。しかし、いつものことだがダメ写真の連発では元も子もない。足元でガチャガチャやっているトンボたちは無視し、順番に目先の獲物をやっつけていく。午後になりトンボたちも落ち着いてきて岩や地べたにとまっているところを、寝そべって撮影する。しかし、観光できているカップルから白い目で見られながら撮影するのであった。

観察記

2011年8月27日 高原はいいね

ようやく、高原のトンボ撮影にでかけ、ネキトンボが全盛期を迎えていた。時折、晴れ間がさす池で元気に縄張りをはっていた。別のトンボの撮影が目的で出かけ、たまたま目的地の手前でよさげな池があり立ち寄ったら、たくさんいたのである。10年前は全然写真というレベルの撮影ができていなかったので、はりきってしまった。池の雰囲気もよく、撮影のシチュエーションとしては最高である。そんな中、オオルリボシやタカネなど高原のトンボも飛んでおり、目移りする中での撮影だったが、まずまずの写真が撮れたので満足だ。

観察記

2002年10月6日 1匹だけ

全身真っ赤になるのだが胸部の赤味がちょっと違う。この翅の基部の橙色がとてもきれいだ。池に一匹だけぽつんと寂しくたたずんでいる姿がとても愛らしく思った。この時は、この一匹しか観察できず、とても残念だった。

観察記