【科】トンボ科

【属】アカネ属

【和名】ナツアカネ
【学名】Sympetrum darwinianum
 

アカネ御三家の一つ、というのは、私が勝手につけたのですが、平地の池や水田で「アキアカネ」・「ノシメトンボ」についでよく見られるトンボの一つだからです。御三家の中では小ぶりですが、雄は成熟すると全身真っ赤になり、「赤トンボ」という名前が一番似合うトンボだと思います。ほぼ日本全国を網羅しておりますが沖縄以南には生息しておりません。このトンボもノシメやアキアカネ同様、平地の池・沼や水田などいたるところで見られます。ただし、アキアカネやノシメと比べると個体数が少ないです。6月中旬ころ羽化し、日の当たらないような木陰で過ごし、秋になると真っ赤に色づいてきて、遅い個体ですと12月まで見られます。

 

 

雄は成熟すると全身真っ赤になります。顔面まで真っ赤になり、これぞ「赤トンボ」です。

 
 

2016年9月25日撮影

 

 
雌は全身真っ赤にはなりませんが、腹部背面が赤く色づきます。
 
 

2016年10月18日撮影

 

 

 

ショウジョウトンボと違い、朱色に近い全身真っ赤な、これぞ赤トンボ、ですね。アキアカネ・ノシメトンボに混じって見かけるのですが、前者より個体数が少ない。したがって、見つけたときは優先的にこの真っ赤な雄のほうに撮影に熱がはいります。雄のほうは成熟すると、アキアカネと体色で区別がつきますが雌は近づいて胸部を確認しないとわかりずらいです。このトンボが真っ赤に色づくころ、トンボシーズンの終焉が近づいていることを感じます。

(2006.10.9)