ミヤマアカネ

  • 【科】トンボ科
  • 【属】アカネ属
  • 【和名】ミヤマアカネ
  • 【学名】Sympetrum pedemontanum elatum

オス・メスとも翅の縁紋から内側にかけて、褐色斑があるめずらしいトンボ。北海道・本州・四国・九州に分布し、丘陵地や低山地のゆるやかな流れや田んぼに生息している。6月下旬ころから出現し、12月初めころまで見られる。ミヤマ(深山)と名がついているが里山や大河川中流域にもいる。

オス ♂

ミヤマアカネ

2017/10/18 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/2500 F2.8 ISO2 00 LrC

ミヤマアカネ

2022/8/9 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 280mm 1/400 F5.6 ISO 100 LrC

ミヤマアカネ

2022/8/9 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/500 F5.6 ISO 100 LrC

メス ♀

ミヤマアカネ

2016/10/18 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/2000 F3.5 ISO 200 LrC

交 尾

ミヤマアカネ

2022/10/23 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1000 F5.6 ISO 400 LrC

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観 察 記

2022年8月9日 炎天下

真夏真っ只中の気温34度オーバー、別のトンボの撮影目的で来たが玉砕。水辺ではミヤマアカネが未成熟と半成熟の個体でにぎやかだ。正直今日のトンボ観察は高原に行きたいような気温だったが、どうしても撮影しておきたい種がいたので熱中症対策を万全にしての遠征となった。今回新たにネッククーラーを購入した。これがあるのと無いのとでは体感温度が全然違う。ヤンマのぶら下がり撮影は森の中の日陰なので実際の気温より何度か低く感じる。しかし今日のトンボ撮影は炎天下の中で日陰無し。ネッククーラー用のアイスは2セットあり、もう一つはクーラーボックスで冷やし午後用にそなえる。そのような対策をしながらミヤマアカネを撮影した。とまるとすぐに腹部を立てるね。残念ながら本命のトンボには会えなかった。

観察記

2003年10月18日 なかなか近づけない

河川中流域から上流域の河川敷でよく見かる。翅の帯型の斑が、飛んでいる時車の車輪が回っているように見えるのが印象的。やはり撮影するには真っ赤になった個体が絵になるとのことで、そういう個体を探す。でもこのトンボは敏感で、なかなか近づかせてくれない。とくに晴れている日は活発に動き回る。(トンボ全般に言えることですが)一度飛び立つと結構遠くまで飛んで行くので撮影するのが大変なトンボでだ。

観察記