コシブトトンボ

  • 【科】トンボ科
  • 【属】コシブトトンボ属
  • 【和名】コシブトトンボ
  • 【学名】Acisoma panorpoides panorpoides

ウルトラマンに出てくる怪獣エレキングのような模様の小さなトンボ。腹部がかなり太いのでコシブトと名がついた。奄美大島以南の南西諸島に分布しており、石垣では3月~11月ころまで見られる。複眼は石垣の海のような美ら海色。平地の池・沼・湿地・水田・溝側などに生息し、低い草丈にとまって縄張りをはる。

オス ♂

コシブトトンボ

2008/8/29 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/125 F2.8 LrC

メス ♀

コシブトトンボ

2016/9/3 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/400 F6.3 ISO200 LrC

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観 察 記

2019年5月23日 沖縄ブルー

やんばるトンボ観察ツアーの初日、オキナワトゲオトンボの観察を終え、やんばるの池を目指す。到着するとカラスヤンマが飛んでいる。一気にアドレナリンが噴出。しばらくカラスヤンマのメスと戯れるが、池のほとりの水草地帯から視線を感じた。近づいてみてみるとコシブトだ。この沖縄ブルーの複眼が最高に素敵なトンボだ。一枚撮影するとすぐに奥のほうへ逃げられてしまった。せっかく良いシチュエーションだったが、残念。この他にはコフキイトトンボが数等いたが撮影できず。陽もだいぶ落ちてきたので本日の撮影は終了となった。

観察記

2005年7月22日 お気に入り

なんとも奇妙な柄のこのトンボは、非常に小さくとてもかわいい。南国の海のようなエメラルドグリーンの複眼は、めちゃくちゃきれいだ。この奇妙な体の模様は敵を威圧するためのものなのか。なんとなくこの小さく奇妙な模様をした腰太を気に入ったのだ。このトンボを見つけると、すぐに撮影に夢中になってしまうのだが、意外に草のすきまを縫って逃げられてしまうので、いつも格闘。やはりトンボは少し曇って温度が下がっていて、動きがにぶくなっているときが撮影しやすい。

観察記