- 【科】トンボ科
- 【属】コシブトトンボ属
- 【和名】コシブトトンボ
- 【学名】Acisoma panorpoides panorpoides
ウルトラマンに出てくる、怪獣エレキングのような模様の小さなトンボ。腹部がかなり太いのでコシブトと名がついた。奄美大島以南の南西諸島に分布しており、石垣では3月ころから11月まで見られる。複眼は石垣の海のような美ら海色。平地の池・沼・湿地・水田・溝側などに生息し、低い草丈にとまって縄張りをはる。
オス ♂

2025/4/11 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/1000 F6.3 ISO 1000

2025/4/12 - SONY α99M2 SAL135F18Z 135mm 1/1000 F5.6 ISO 800
メス ♀

2024/5/17 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/400 F3.5 ISO 200

2016/9/3 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 1/400 F6.3 ISO200
観 察 記
2019年5月23日 沖縄ブルー
やんばるでのトンボ遠征初日、オキナワトゲオトンボの観察を終え、トンボの池を目指す。到着するとカラスヤンマが飛んでいる。一気にアドレナリンが噴出。しばらくカラスヤンマのメスと戯れるが、池のほとりの水草地帯から視線を感じた。近づいてみてみるとコシブトだ。この沖縄ブルーの複眼が最高に素敵なトンボだ。一枚撮影するとすぐに奥のほうへ逃げられてしまった。せっかく良いシチュエーションだったが残念。他にはコフキヒメイトトンボが数等いたが、落ち着きがなく撮影できなかった。陽もだいぶ落ちてきたので本日の撮影は終了となった。

2005年7月22日 お気に入り
なんとも奇妙な柄のこのトンボは、非常に小さくとてもかわいい。南国の海のようなエメラルドグリーンの複眼は、めちゃくちゃきれいだ。この奇妙な体の模様は敵を威圧するためのものなのか。なんとなくこの小さく奇妙な模様をした腰太を気に入ったのだ。このトンボを見つけると、すぐに撮影に夢中になってしまうのだが、意外に草のすきまを縫って逃げられてしまうので、いつも格闘。やはりトンボは少し曇って温度が下がっていて、動きがにぶくなっているときが撮影しやすい。
