【科】トンボ科

【属】コフキトンボ属

【和名】コフキトンボ
【学名】Deielia phaon
 

雄は成熟すると全身に粉をまとってくるので、シオカラトンボに似ていますが、コフキトンボのほうがずんぐりしていて小ぶりです。雌は腹部に白粉がふいてくるタイプと、粉がふかなく翅に茶褐色の帯状の斑がでてくる異色型(オビトンボ)とにわかれます。平地の挺水植物がよく繁茂する腐植栄養型の池沼・湿地・田などに生息しています。北海道南部より本州・四国・九州・沖縄の一部地域に分布しており、5月中旬から10月初めころまで見られます。

 

 

雄は成熟すると全身に白い粉をまといます。水辺では縄張りをはり、他の雄がくると激しくバトルを繰り広げます。

 
 

2010年7月19日撮影

 

 

別名オビトンボと言われております。名前のとおり、羽に褐色の帯斑があることからこの名前がつきました。沖縄のオビトンボは翅の褐色が薄く、消失傾向が強いとのこと。地域によっては、この異色型の雌しか存在しないとこともあれば、混成しているところもあり、不思議なトンボでもあります。

 
 

2010年6月27日撮影

 

同色型の雌は雄と同様に成熟するにつれ、全身に白い粉をまといます。比較的、雄と同様に草の先などにとまり、じっとしております。

 
 

2009年7月26日撮影

 
 

顔面が体のわりに大きく感じ、ずんぐりむっくりしている。池では小さいわりにはげしくバトルをくりひろげている。たいがいトンボは雄に魅力を感じるのだが、このトンボは2型のある雌に魅力を感じてしまう。それはオビトンボといわれる型である。関東ではオビ型のほうが数がすくなく珍しい部類にはいるかと思う。ですので池でこのオビ型を見つけると、おっかけて撮影に燃えてしまうのだが、結構すぐに逃げられてしまいます。意外にすばしっこい。

(2003.7.13)