- 【科】トンボ科
- 【属】コフキトンボ属
- 【和名】コフキトンボ
- 【学名】Deielia phaon
オスは成熟すると全身に粉をまとってくる。メスは腹部に白粉がふいてくるタイプと、粉がふかなく翅に茶褐色の帯状の斑がでてくる異色型(オビトンボ)との2型がある。平地の挺水植物がよく繁茂する腐植栄養型の池沼・湿地・田などに生息。北海道南部より本州・四国・九州・沖縄の一部地域に分布しており、5月中旬から10月初めころまで見られる。
オス ♂
2010/7/19 - SONY α55 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/640 F6.3 ISO 200 LrC
2018/6/17 - SONY α55 DT55-300mm 300mm 1/1250 F5.6 ISO 1600 LrC
メス ♀
2021/6/26 - SONY α99M2 SAL100M28 100mm F2.8Macro 100mm 1/160 F3.2 ISO 1600 LrC
オビトンボ型
2021/6/29 - SONY α99M2 SAL70-300mm F4.5-5.6 G SSMⅡ 300mm 1/1250 F5.6 ISO 1600 LrC
観 察 記
2003年7月13日 すばしっこい
顔面が体のわりに大きく感じ、ずんぐりむっくりしている。池では小さいわりにはげしくバトルをくりひろげている。たいがいトンボはオスに魅力を感じるのだが、このトンボは、メスに2型があり魅力を感じる。それはオビトンボといわれる型である。関東ではオビ型のほうが数が少なく珍しい部類にはいる。したがって、池でこのオビ型を見つけると、追っかけて撮影に燃えてしまうのだが、結構すぐに逃げられてしまう。意外にすばしっこい。