【科】トンボ科

【属】ホソアカトンボ属

【和名】ホソアカトンボ
【学名】Agrionoptera insignis insignis
 

胸部の黄色と金緑色の模様が、ジャングル状になっていますが、成熟するにつれ胸部が灰色味を帯びてきて、ジャングル模様が見えなくなるそうです。顔面にはハラビロやアオビタイのように蒼く輝く金属光沢があります。実は、翅に特徴があり、翅の根元にふくらみがなく、なで肩のようにゆるい丸みの形状をしております。前翅も以外に細く、ホソアカトンボ属の特徴とのことです。このトンボは日本では八重山諸島の西表島にのみ生息しております。林の挺水植物が繁茂するような小さな池・沼などに生息し枝先などに止って縄張りをはります。3月ころから羽化し始め、11月中旬ころまで見られます。

 

 

雄は腹部が赤く色づきます。胸部は黄色と金緑色の模様がありますが、成熟するにつれ灰色味を帯びて、模様が見れなくなるそうです。

 
 

2006年5月19日撮影

 

 
雌も雄と同じような場所に生息し、同じように枝先に止まり、雄を待っているようです。
 
 

2006年5月19日撮影

 

 

2度目の西表島上陸で、撮影することができました!西表島へは石垣港から大原行きの船で40分かかります。このでかい密林(ジャングル)の島は、いつ行ってもぞくぞくします。移動手段は、車になってしまうのですが、レンタカーは公道以外は走っちゃダメよ。とのことで林道へは入れません。従って林道手前に止め、あとは徒歩、陽が差すと、そこは南国の日差しが肌を突き刺す・・・暑い!蝉の鳴き声と、風でゆれるジャングルの音が不気味さと好奇心を駆り立てる。北海道と違い熊は出ないのですが、ヒルやサソリ、なんと言ってもハブが怖い。ですので池のほうへ行くときは、下を見ながら歩きます。そのせいか、近くにトンボがいても気づかない場合が多いのです。ていうか、最初から、ジャングルに入る装備(長靴やウェア)をしていけばよいのですが、旅行のついでなのでそのようなものは持ち合わせてなく、かなりの軽装ですので、注意してはいらないと、なにかあったらかなりやばい状態です。ところが同僚は、ビーチサンダルでジャングルの中へ。ただ、ウィンドブレーカーは持っていたので、くそ暑い中、がんばって着用し入山。ヒルが怖いので、頭もフードをかぶった状態です。もちろん滝のような汗が出る出る、でもまだ見ぬトンボを発見したときは、一気に幸せな気持ちになり、撮影に没頭してしまうのでした。

(2006.5.19)