ヒメトンボ

  • 【科】トンボ科
  • 【属】ヒメトンボ属
  • 【和名】ヒメトンボ
  • 【学名】Diplacodes trivialis

国内ではハッチョウトンボの次に小さいトンボ。成熟するとオスは、全身に蒼白色の粉をまとう。屋久島以南の南西諸島全域に分布している。池沼・湿地・田んぼ・流れなどに生息するが、市街地でもよく見かける。八重山諸島では年中見られる。地面や下草など低いところによくとまっている。

オス ♂

ヒメトンボ

2008/10/29 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/500 F5.6 LrC

ヒメトンボ

2008/8/27 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/800 F2.8 LrC

メス ♀

ヒメトンボ

2008/10/29 - Canon IXI DIGITAL800 IS 5.8mm 1/800 F5.6 LrC

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観 察 記

2008年10月29日 異種間交尾?

八重山諸島では、田んぼのそばの道や、あぜ道などでよく見かける。たまに住宅地や街中にもいたりする。近寄るのが結構大変だが、なれてくればじっとしてくれるので、その時にマクロで撮影する。地べたにとまることが多いので、膝やひじがいつも汚れてしまう。オスの腹部をピンと立てた写真を狙いたいが、根負けして撮影ができていない。いつも撮影する場所で交尾態を見つけたが、何かおかしい。よく見るとコシブトとの異種間交尾である。しかしつかまっているだけで交尾はできていなかった。

観察記