【科】トンボ科

【属】ハネビロトンボ属

【和名】ヒメハネビロトンボ
【学名】Tramea transmarina yayeyamana
 

ハネビロトンボに非常に似ているが後翅の茶褐色斑に黄色の縁がないことから区別されます。八重山諸島特産種で、平地や丘陵地の挺水植物が繁茂する池沼などに生息しており、3月上旬から出現し12月ころまで見られます。それにしても、飛んでばかりいるトンボですが、海岸の草木に止っている姿もよく見ます。休憩モードに入ると、今まで止まっていた木などから離れてもすぐに元の場所に戻ってきたりします。縄張りをキープしているんでしょう!

 

 

雄は池の上をよく飛び続け、しばらくしてから棒などの先に止り縄張りをはります。後翅の基部に茶褐色斑があり、黄色の縁はありません。

 
 

2005年7月23日撮影

 

 

雌をひきつれて産卵をするのですが、水面に近づくと連接をといて回転したり、また連接したりとせわしない行動をします。

なんだかけんかをしているようにも見えるのですが、それが独特な産卵スタイルなのでしょうか・・・産卵が終わり、連接をとくと、雄は水面に尾部を打ち付けてましたが・・・

 
 

2008年10月29日撮影

 

 

八重山諸島では、どこの島に行っても必ず海辺や水辺で観察できるのですが、なんせ飛びっぱなし。写真に収めるのには、とまるのを待つか、ひたすら飛翔撮影にチャレンジするしかない。10分くらいねばっていると、やっと木にとまってくれました。しかしながら、思うような場所には止まってくれないので良い写真が撮れません。まあ、ヒメハネビロは遠方へ飛ぶ力はすごいのでいたしかたないですね〜。それにしても飛んでいるときは類似種のハネビロと区別がつかなく、撮影後に翅を確認します。

(2007.6.30)